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	<title>育児関連専門家によるブログエッセイ</title>
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	<description>育児関連専門家によるブログエッセイ</description>
	<language>ja</language>
	<copyright>Copyright 2007</copyright>
	<pubDate>Thu, 17 May 2012 07:50:52 +0000</pubDate>
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		<item>
		<title>膀胱炎の薬</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=254</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=254#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 22 Jun 2007 16:50:20 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;nf&amp;#111;&amp;#64;baby&amp;#45;&amp;#107;ids&amp;#46;&amp;#110;&amp;#101;&amp;#46;&amp;#106;p&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=254</guid>
		<description>	　薬局で日頃受けるご相談で目立つものに、「膀胱炎の薬を。」という声がよくあり
ます。
膀胱炎は、一度なってしまうと、体力の落ちたときなどに繰り返す方が多く、以前は
市販
薬で有効なものが販売されていたこともあり、同じものを求めて来られる方がいらっ
しゃ
います。
　ところが平成17年 4月の薬事法改正により、それらの薬は、医師等の処方箋が必要
な薬
に変更になってしまったため、一般の薬局では入手できなくなってしまっています。
　お問い合わせの多い事項であるため、今回は膀胱炎の治療薬についてご紹介しま
す。
	■　膀胱炎とは
	　膀胱とは、内面がやわらかい粘膜状の袋で、尿を貯蔵している器官です。膀胱炎と
は、
膀胱の中に大腸菌やブドウ球菌などの細菌が、何らかの原因で侵入し、繁殖すること
によ
り炎症が起こる病気です。通常、膀胱の中に貯められる尿の中にも、少量の細菌がい
ます
が、この細菌が異常に繁殖することによっても膀胱炎になります。
	　膀胱には細菌に対する抵抗力がありますが、病気をした後や、疲労が蓄積している
など、
抵抗力の落ちているときに感染しやすくなります。特に女性は、尿道が男性に比べて
短か
く、性器や肛門が近いこともあり、発病しやすいと言われています。また、妊娠した
状態
では、膀胱を空にしにくくなるため、妊婦も注意が必要です。
	　膀胱炎の症状としては、突然、排尿後に痛みを感じるようになったり、排尿の回数
が極
端に多くなり、残尿感を感じたり、血尿が出たりするようになります。また、下腹部
に違
和感や痛みを感じる人も多いようです。
	　早めに治療をしないと、高熱が出たり、炎症が腎臓に拡がって腎盂腎炎になること
もあ
るので、注意が必要です。
	■　膀胱炎の治療
	　原因菌は大腸菌やブドウ球菌であることが多いため、最初にこれらの菌に有効な抗
生物
質を服用します。まれに、尿道の構造などに異常がある人もいるため、並行して尿道
の造
影を行ったり、糖尿病や免疫力の状態など、膀胱炎を重症化させる原因がないか検査
した
りすることもあります。これらの際には、抗生物質の服用をやめると再発する恐れも
ある
ため、より強力な抗生物質を長期間服用する必要があることもあります。
	　初めて膀胱炎のような症状の出た方は、自己判断ではなく、必ず医療機関にご相談
され
るよう、ご注意ください。
	■　膀胱炎の市販の治療薬
	　平成17年 4月の薬事法改正以前には、「ナリジクス酸カプセル」と「ウロナミン腸
溶錠」
という薬が、一般の薬局で購入可能でした。これらは大腸菌やブドウ球菌に有効な、
抗生物質（抗菌薬）の一種です。
	　現在は、飲み薬で処方箋なしで購入できる抗生物質（抗菌薬）はありませんので、
もし
どうしてもOTCで膀胱炎の治療薬を、という場合は、漢方薬なら手に入ります。ここ
でい
くつかご紹介しますが、あくまでも医療機関で受診されるのが第一ということをご承
知お
きください。
	　●猪苓湯（ちょれいとう）
　　→　急性膀胱炎。血尿、頻尿、残尿感、排尿痛、尿意頻数、尿量減少、口渇のあ
ると
　　　　き、発汗はない。
	　●竜胆瀉肝湯（りゅうたんしゃかんとう）
　　→　女性の膀胱炎に。泌尿生殖器系の炎症性疾患で、充血・腫脹・疼痛がある人
に用
　　　　いる。排尿痛、排尿困難、頻尿、帯下、陰部の掻痒などを認める。比較的体
力の
　　　　あるタイプに用いる。
	　●当期芍薬散（とうきしゃくやくさん）
　　→　猪苓湯や竜胆瀉肝湯の服用により、不快感がとれ、細菌の不在を認めた女性
に。
　　　　血液の循環をよくし、尿の出をよくする。
	■　膀胱炎の予防
	　・身体の抵抗力・免疫力を落とさないように、規則正しい生活を心がける。過度な
ダイ
　　エットを避け、偏食をしないようにする。
	　・トイレを我慢しない。
	　・水分を多めにとって、尿と一緒に菌を外に出すようにする。
　
　・外陰部を清潔に保ち、下半身を冷やさない。
	膀胱炎は多くの人がかかる病気ですので、恥ずかしいからと受診を先延ばしにするの
では
なく、早めに治療を受けるようにしましょう。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>　薬局で日頃受けるご相談で目立つものに、「膀胱炎の薬を。」という声がよくあり<br />
ます。<br />
膀胱炎は、一度なってしまうと、体力の落ちたときなどに繰り返す方が多く、以前は<br />
市販<br />
薬で有効なものが販売されていたこともあり、同じものを求めて来られる方がいらっ<br />
しゃ<br />
います。<br />
　ところが平成17年 4月の薬事法改正により、それらの薬は、医師等の処方箋が必要<br />
な薬<br />
に変更になってしまったため、一般の薬局では入手できなくなってしまっています。<br />
　お問い合わせの多い事項であるため、今回は膀胱炎の治療薬についてご紹介しま<br />
す。</p>
	<p>■　膀胱炎とは</p>
	<p>　膀胱とは、内面がやわらかい粘膜状の袋で、尿を貯蔵している器官です。膀胱炎と<br />
は、<br />
膀胱の中に大腸菌やブドウ球菌などの細菌が、何らかの原因で侵入し、繁殖すること<br />
によ<br />
り炎症が起こる病気です。通常、膀胱の中に貯められる尿の中にも、少量の細菌がい<br />
ます<br />
が、この細菌が異常に繁殖することによっても膀胱炎になります。</p>
	<p>　膀胱には細菌に対する抵抗力がありますが、病気をした後や、疲労が蓄積している<br />
など、<br />
抵抗力の落ちているときに感染しやすくなります。特に女性は、尿道が男性に比べて<br />
短か<br />
く、性器や肛門が近いこともあり、発病しやすいと言われています。また、妊娠した<br />
状態<br />
では、膀胱を空にしにくくなるため、妊婦も注意が必要です。</p>
	<p>　膀胱炎の症状としては、突然、排尿後に痛みを感じるようになったり、排尿の回数<br />
が極<br />
端に多くなり、残尿感を感じたり、血尿が出たりするようになります。また、下腹部<br />
に違<br />
和感や痛みを感じる人も多いようです。</p>
	<p>　早めに治療をしないと、高熱が出たり、炎症が腎臓に拡がって腎盂腎炎になること<br />
もあ<br />
るので、注意が必要です。</p>
	<p>■　膀胱炎の治療</p>
	<p>　原因菌は大腸菌やブドウ球菌であることが多いため、最初にこれらの菌に有効な抗<br />
生物<br />
質を服用します。まれに、尿道の構造などに異常がある人もいるため、並行して尿道<br />
の造<br />
影を行ったり、糖尿病や免疫力の状態など、膀胱炎を重症化させる原因がないか検査<br />
した<br />
りすることもあります。これらの際には、抗生物質の服用をやめると再発する恐れも<br />
ある<br />
ため、より強力な抗生物質を長期間服用する必要があることもあります。</p>
	<p>　初めて膀胱炎のような症状の出た方は、自己判断ではなく、必ず医療機関にご相談<br />
され<br />
るよう、ご注意ください。</p>
	<p>■　膀胱炎の市販の治療薬</p>
	<p>　平成17年 4月の薬事法改正以前には、「ナリジクス酸カプセル」と「ウロナミン腸<br />
溶錠」<br />
という薬が、一般の薬局で購入可能でした。これらは大腸菌やブドウ球菌に有効な、<br />
抗生物質（抗菌薬）の一種です。</p>
	<p>　現在は、飲み薬で処方箋なしで購入できる抗生物質（抗菌薬）はありませんので、<br />
もし<br />
どうしてもOTCで膀胱炎の治療薬を、という場合は、漢方薬なら手に入ります。ここ<br />
でい<br />
くつかご紹介しますが、あくまでも医療機関で受診されるのが第一ということをご承<br />
知お<br />
きください。</p>
	<p>　●猪苓湯（ちょれいとう）<br />
　　→　急性膀胱炎。血尿、頻尿、残尿感、排尿痛、尿意頻数、尿量減少、口渇のあ<br />
ると<br />
　　　　き、発汗はない。</p>
	<p>　●竜胆瀉肝湯（りゅうたんしゃかんとう）<br />
　　→　女性の膀胱炎に。泌尿生殖器系の炎症性疾患で、充血・腫脹・疼痛がある人<br />
に用<br />
　　　　いる。排尿痛、排尿困難、頻尿、帯下、陰部の掻痒などを認める。比較的体<br />
力の<br />
　　　　あるタイプに用いる。</p>
	<p>　●当期芍薬散（とうきしゃくやくさん）<br />
　　→　猪苓湯や竜胆瀉肝湯の服用により、不快感がとれ、細菌の不在を認めた女性<br />
に。<br />
　　　　血液の循環をよくし、尿の出をよくする。</p>
	<p>■　膀胱炎の予防</p>
	<p>　・身体の抵抗力・免疫力を落とさないように、規則正しい生活を心がける。過度な<br />
ダイ<br />
　　エットを避け、偏食をしないようにする。</p>
	<p>　・トイレを我慢しない。</p>
	<p>　・水分を多めにとって、尿と一緒に菌を外に出すようにする。<br />
　<br />
　・外陰部を清潔に保ち、下半身を冷やさない。</p>
	<p>膀胱炎は多くの人がかかる病気ですので、恥ずかしいからと受診を先延ばしにするの<br />
では<br />
なく、早めに治療を受けるようにしましょう。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>■花粉症向けの新しいスイッチＯＴＣ薬</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=253</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=253#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 26 Apr 2007 15:54:31 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;in&amp;#102;o&amp;#64;&amp;#98;&amp;#97;by-ki&amp;#100;s&amp;#46;n&amp;#101;&amp;#46;&amp;#106;&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=253</guid>
		<description>	まず、一般の薬局などで処方箋なしで買える薬のことをＯＴＣ（＝over the
counter)
薬と言います。そして、医療用成分として使われていた成分をＯＴＣ薬にも使える
ようになったものを「スイッチＯＴＣ薬」と言います。スイッチＯＴＣ薬は、医療用
医薬品にのみ使用が認められている成分の中で、豊富な使用実績があり、比較的副作
用が少なく安全性の高い成分を、市販薬にも配合できるよう認可されたものです。
　もともと一般の市販薬は、安全性が重視され、効き目はマイルドとされていました
が、スイッチＯＴＣ薬の種類や数がだんだん増えてきて、効き目の良い薬が手に入り
やすくなりました。スイッチされたものとして有名なものに、胃腸薬のガスター１０
などがありますが、他にも風邪薬や水虫薬、禁煙補助剤など多数の薬があります。
	　ＯＴＣ薬は、医療用医薬品に比べると、薬の単価自体は高くなりますが、医療機関
を受診するのにも費用がかかりますし、無視できないのが時間的な負担です。過度な
自己判断は禁物ですが、補助的にＯＴＣ薬を取り入れるのは、有効な手段と言えそう
です。
	■花粉症向けの新しいスイッチＯＴＣ薬
	　今年の花粉症シーズンに頼りになりそうな新しいスイッチ薬は、
成分名：塩酸アゼラスチン　の　商品名：ハイガード　と、
成分名：フマル酸ケトチフェンの商品名：パブロンＺ　です。
	□　ハイガード
　ハイガ－ドはエ－ザイの医療用から今年発売されたアレルギ－性鼻炎の薬です。
医療用の商品名は、アゼプチンで、アレルギーの原因物質であるヒスタミンと、さら
にロイコトリエンの放出と付着もガードするのが特徴です。
	※ ヒスタミンやロイコトリエンは、アレルギー原因の2大物質と言われています。ア
　レルギーの原因物質（花粉、ハウスダストなど）が体内の粘膜にくっつくと、その
　刺激が、粘膜内にある「肥満細胞」に伝達され、ヒスタミンやロイトコリエンを放
　出し、それが皮膚ふや粘膜にくっつくことによって、アレルギー症状が発症しま
す。
	 効能・効果
・ 花粉、ハウスダスト（室内塵）などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和
：
　　くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
・ じんましん、湿疹・かぶれによる次の症状の緩和：皮ふのはれ、かゆみ
	　この薬は、アレルギ－性鼻炎の薬であり、風邪などによる鼻炎は適用外となってい
ますので、ご注意下さい（15歳以下、妊娠中の方も服用できません）。
　花粉症などアレルギー性鼻炎の時に、皮膚がかゆくなってしまう方には、その皮膚
症状をやわらげてくれる作用もあるとのことです。
	□　パブロンＺ
　パブロンＺはノバルティスファーマの医療用からスイッチＯＴＣ薬となった薬で
す。
ＯＴＣの販売会社は大正製薬です。医療用の商品名はザジテンで、
・抗アレルギ－作用（鼻粘膜でアレルギ－の症状が出ないよう抑える）
・抗ヒスタミン作用（ヒスタミンが神経を刺激するのをブロックして鼻水、くしゃみ
　などを防ぐ）
・抗炎症作用（花粉などで炎症を起こしている細胞を鎮める）
	の三つの作用で、アレルギーに起因する、鼻炎や皮膚疾患、気管支喘息などに用いら
れてきた薬です。
	　効能・効果
　花粉、ハウスダスト（室内塵）などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和：
　　くしゃみ、鼻みず（鼻汁過多）、鼻づまり
	パブロンＺの製品は、カプセル剤の「パブロン鼻炎カプセルＺ」（15歳以上から服
用）
と、点鼻薬の「パブロン点鼻Ｚ」（7歳から使用可）の２種類があります。
	これまでのＯＴＣの鼻炎薬は、塩酸フェニレフリン、塩酸テトリゾリンなどの血管収
縮性のもので、この種の薬は即効的に鼻づまりを解消できるものの、連用しているう
ちに、鼻づまりが前より悪化してしまう、という副作用があります（薬物性鼻炎）。
この鼻づまりは、薬をやめない限りよくならないため、花粉症に対してのように、長
期にわたって使用するべき薬ではありませんでしたので、ハイガードやパブロンＺは
救世主と言っても過言ではありません。
	このほか、ドライノーズ用として、日本臓器製薬から発売された「ドライノーズスプ
レー」も、鼻の中に潤いを与える商品として、花粉症治療用にも役立ちそうだ。
	このドライノーズスプレーは、鼻腔内を洗浄する霧状の液体で、鼻の中に潤いを与え
て、鼻の乾燥間やムズムズ感や花粉の洗浄にも役立ちそうだ。この商品は、薬効のあ
る薬ではないため、長期連用などによる副作用がないため、補助的に使ってみるのも
一案かもしれない。
	花粉症の対策グッズも豊富に出ています。今回ご紹介したアレルギー薬は、効果が出
はじめるまで約３週間ほどかかるため、早めの服用開始が大切です。詳しい用法・用
量や、服用にあたっての注意点などは、医師や薬剤師にお聞きしてください。
	つらい花粉症の時期、さまざまな工夫で快適に暮らせるようになるといいですね。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>まず、一般の薬局などで処方箋なしで買える薬のことをＯＴＣ（＝over the<br />
counter)<br />
薬と言います。そして、医療用成分として使われていた成分をＯＴＣ薬にも使える<br />
ようになったものを「スイッチＯＴＣ薬」と言います。スイッチＯＴＣ薬は、医療用<br />
医薬品にのみ使用が認められている成分の中で、豊富な使用実績があり、比較的副作<br />
用が少なく安全性の高い成分を、市販薬にも配合できるよう認可されたものです。<br />
　もともと一般の市販薬は、安全性が重視され、効き目はマイルドとされていました<br />
が、スイッチＯＴＣ薬の種類や数がだんだん増えてきて、効き目の良い薬が手に入り<br />
やすくなりました。スイッチされたものとして有名なものに、胃腸薬のガスター１０<br />
などがありますが、他にも風邪薬や水虫薬、禁煙補助剤など多数の薬があります。</p>
	<p>　ＯＴＣ薬は、医療用医薬品に比べると、薬の単価自体は高くなりますが、医療機関<br />
を受診するのにも費用がかかりますし、無視できないのが時間的な負担です。過度な<br />
自己判断は禁物ですが、補助的にＯＴＣ薬を取り入れるのは、有効な手段と言えそう<br />
です。</p>
	<p>■花粉症向けの新しいスイッチＯＴＣ薬</p>
	<p>　今年の花粉症シーズンに頼りになりそうな新しいスイッチ薬は、<br />
成分名：塩酸アゼラスチン　の　商品名：ハイガード　と、<br />
成分名：フマル酸ケトチフェンの商品名：パブロンＺ　です。</p>
	<p>□　ハイガード<br />
　ハイガ－ドはエ－ザイの医療用から今年発売されたアレルギ－性鼻炎の薬です。<br />
医療用の商品名は、アゼプチンで、アレルギーの原因物質であるヒスタミンと、さら<br />
にロイコトリエンの放出と付着もガードするのが特徴です。</p>
	<p>※ ヒスタミンやロイコトリエンは、アレルギー原因の2大物質と言われています。ア<br />
　レルギーの原因物質（花粉、ハウスダストなど）が体内の粘膜にくっつくと、その<br />
　刺激が、粘膜内にある「肥満細胞」に伝達され、ヒスタミンやロイトコリエンを放<br />
　出し、それが皮膚ふや粘膜にくっつくことによって、アレルギー症状が発症しま<br />
す。</p>
	<p> 効能・効果<br />
・ 花粉、ハウスダスト（室内塵）などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和<br />
：<br />
　　くしゃみ、鼻みず、鼻づまり<br />
・ じんましん、湿疹・かぶれによる次の症状の緩和：皮ふのはれ、かゆみ</p>
	<p>　この薬は、アレルギ－性鼻炎の薬であり、風邪などによる鼻炎は適用外となってい<br />
ますので、ご注意下さい（15歳以下、妊娠中の方も服用できません）。<br />
　花粉症などアレルギー性鼻炎の時に、皮膚がかゆくなってしまう方には、その皮膚<br />
症状をやわらげてくれる作用もあるとのことです。</p>
	<p>□　パブロンＺ<br />
　パブロンＺはノバルティスファーマの医療用からスイッチＯＴＣ薬となった薬で<br />
す。<br />
ＯＴＣの販売会社は大正製薬です。医療用の商品名はザジテンで、<br />
・抗アレルギ－作用（鼻粘膜でアレルギ－の症状が出ないよう抑える）<br />
・抗ヒスタミン作用（ヒスタミンが神経を刺激するのをブロックして鼻水、くしゃみ<br />
　などを防ぐ）<br />
・抗炎症作用（花粉などで炎症を起こしている細胞を鎮める）</p>
	<p>の三つの作用で、アレルギーに起因する、鼻炎や皮膚疾患、気管支喘息などに用いら<br />
れてきた薬です。</p>
	<p>　効能・効果<br />
　花粉、ハウスダスト（室内塵）などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和：<br />
　　くしゃみ、鼻みず（鼻汁過多）、鼻づまり</p>
	<p>パブロンＺの製品は、カプセル剤の「パブロン鼻炎カプセルＺ」（15歳以上から服<br />
用）<br />
と、点鼻薬の「パブロン点鼻Ｚ」（7歳から使用可）の２種類があります。</p>
	<p>これまでのＯＴＣの鼻炎薬は、塩酸フェニレフリン、塩酸テトリゾリンなどの血管収<br />
縮性のもので、この種の薬は即効的に鼻づまりを解消できるものの、連用しているう<br />
ちに、鼻づまりが前より悪化してしまう、という副作用があります（薬物性鼻炎）。<br />
この鼻づまりは、薬をやめない限りよくならないため、花粉症に対してのように、長<br />
期にわたって使用するべき薬ではありませんでしたので、ハイガードやパブロンＺは<br />
救世主と言っても過言ではありません。</p>
	<p>このほか、ドライノーズ用として、日本臓器製薬から発売された「ドライノーズスプ<br />
レー」も、鼻の中に潤いを与える商品として、花粉症治療用にも役立ちそうだ。</p>
	<p>このドライノーズスプレーは、鼻腔内を洗浄する霧状の液体で、鼻の中に潤いを与え<br />
て、鼻の乾燥間やムズムズ感や花粉の洗浄にも役立ちそうだ。この商品は、薬効のあ<br />
る薬ではないため、長期連用などによる副作用がないため、補助的に使ってみるのも<br />
一案かもしれない。</p>
	<p>花粉症の対策グッズも豊富に出ています。今回ご紹介したアレルギー薬は、効果が出<br />
はじめるまで約３週間ほどかかるため、早めの服用開始が大切です。詳しい用法・用<br />
量や、服用にあたっての注意点などは、医師や薬剤師にお聞きしてください。</p>
	<p>つらい花粉症の時期、さまざまな工夫で快適に暮らせるようになるといいですね。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>ドライアイの対策</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=252</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=252#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 27 Feb 2007 16:37:50 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;nf&amp;#111;&amp;#64;ba&amp;#98;y&amp;#45;&amp;#107;i&amp;#100;&amp;#115;.&amp;#110;&amp;#101;&amp;#46;j&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=252</guid>
		<description>	　冬場の乾燥した空気は、インフルエンザをはじめとする様々な病原体が好む環境であ
るだけでなく、お肌などにとっても大敵です。私の勤める薬局では、この時期、風邪の
患者さんが増える一方で、コンタクトトラブルで眼科に行かれた患者さんも増えてきて
います。
　眼の健康については以前このコラムでも触れたことがありますが、今回は中でも意外
と身近なトラブルである「ドライアイ」についてご紹介したいと思います。
	■　涙液とは
	　涙液（涙）は、主に以下の働きをしています。
	１．眼の角膜（眼球の一番前にある直径11.5mm～12.0mmの透明な膜、黒目の部分）や結
　　膜（角膜の淵からまぶたの裏側までを覆う粘膜）を覆い、潤いを保ちながら乾燥を
　　防いでいます。
	２．通常、ヒトは目の表面が乾かないようにするため、まばたきをして涙の分泌を促し
　　ていますが、涙液が少ないとまばたき時に角膜や結膜を傷つけてしまいます。その
　　ため、まばたきによる刺激から守る潤滑剤としても働いています。
	３．細菌から角膜や結膜を守り、角膜に栄養や酸素などを運び、老廃物を除去する働き
　　もしています。
	　そして、涙液はムチン層、水層、油層の三つから出来ています。
　最も角膜表面に近いのがムチン層で、油層が涙液の最表面に位置しています。このう
ち真ん中の水層が涙液全体の98％を占めていますが、角膜が疎水性であるため、ムチン
層は水層がうまくのるようにしています。また、最表面の油層は、水層の蒸発を抑える
働きをしています。
	■　ドライアイとは
	　直訳すると「乾き目」という感じでしょうが、ドライアイとは単に眼が乾いている状
態ではなく、涙液が量的もしくは質的に異常をきたすことにより、涙液が減少したり、
涙液の蒸発が進みすぎることによって、角膜や結膜に障害を生じる状態を指します。
　ドライアイは進行すると、失明にいたる重症のものもあるそうですので、軽く考えず
に普段から眼のトラブルを感じている方は、ぜひ眼科でご相談されることをおすすめし
ます。
	□　ドライアイの原因
	　１．涙液の減少
　　涙液は前述の通り三層で出来ていますが、このうち水層が減少することによって発
　　症するモノです。水層は涙腺から産生されますが、涙腺や涙腺の分泌をつかさどる
　　神経系が障害されると、水層が減少してしまいます。これらは「シェーグレン症候
　　群」という病気や、「顔面神経麻痺」などが原因の場合があります。
	　２．涙液の蒸発亢進
　　涙液三層のうち、ムチン層や油層に障害が起きた場合、涙液の蒸発が進みすぎてド
　　ライアイの状態になってしまいます。油層を産生する「マイボーム腺」の機能低下
　　が原因ですが、細菌性結膜炎からマイボーム腺へ細菌の炎症が進んでしまったり、
　　化粧品によってマイボーム腺を塞いでしまって二次的に炎症を起こしてしまう場合
　　があるそうです。マイボーム腺とは、まつげの生え際のすぐ内側にありますので、
　　アイメークのしすぎには、くれぐれも注意が必要です。
　　
　　病気ではなく、生活スタイルの関連として、パソコンやエアコン、コンタクトレン
　　ズの装用なども、涙液の蒸発を進める危険因子となっています。
　
　３．薬剤の影響
　　ドライアイという概念が浸透してきた近年、服用中の薬剤がドライアイを起こす原
　　因となりうることも分かってきました。
　
　　自律神経は活動する神経といわれる「交感神経」と、休む神経といわれる「副交感
　　神経」の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになってい
　　ます。このうち、副交感神経の作用を抑える抗コリン薬を服用すると、交感神経が
　　優位な状態となるため、口渇、便秘、めまい、動悸などが副作用として出てくるこ
　　とがあり、同様にドライアイ症状が現れることがあるというわけです。
	　　抗コリン作用のある薬はとても多く、例えば
　　　緑内障・高眼圧症用に使うβ遮断剤系の点眼薬
　　　（チモプトール、ミケラン、ハイパジールなど）
　　　非ステロイド系抗炎症薬の点眼薬
　　　（プロラノン、ブロナック、インドメロール、ジクロードなど）
　　
　　他に、睡眠・鎮静薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗うつ薬、総合感冒薬（かぜ薬）、
　　抗めまい薬、鎮咳薬、胃薬、消化性潰瘍薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、
　　抗不整脈薬　などがあります。
　
　
□　ドライアイの対策
	　１．涙液の減少に対して
　　・人工涙液の点眼（防腐剤なしの使いきりタイプが良）
　　・ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸　などの点眼
　　　（ヒアルロン酸は医家向けのみ。コンドロイチン硫酸は一部配合の市販薬があり
　　　　ますが、現状では防腐剤入りのものしか販売されていません）
　　・涙点プラグ装着
　　　→　点眼薬で効果が十分でない場合に、涙点を閉鎖するためにプラグを装着する
　　　　　もの。とても効果が高いとのこと。
	　２．涙液の蒸発亢進に対して
　　蒸しタオルやアイマスク、アイピローなどでまぶたを温めて、マイボーム腺の開口
　　部に溜まった油の塊を軟らかくすることにより、マイボーム腺の働きを高めます。
　　また、マイボーム腺に細菌の炎症などが起きている際には、その治療をします。
　
　３．乾燥しやすい環境（パソコンやエアコン、コンタクトレンズ装用など）に対して
　　・前述のような各種点眼剤の使用
　　・ドライアイ眼鏡の使用
　　・加湿器などで湿度を高める。
　　・エアコンの風を直に受けないようにする。
　　・パソコン作業時は1時間に15分程度の休憩をとるようにする。
　　・コンタクトレンズより眼鏡を使用するようにする。
	ドライアイ症状の方の眼は、とても傷つきやすい（荒れやすい）環境にあります。点眼
薬を使用する際も、防腐剤の影響で眼の表面に障害を起こすことが多くあります。また
洗眼薬の使いすぎにより、眼の自浄作用が低下したり、乾燥を亢進してしまうこともあ
ります。また、紹介したような薬の影響でドライアイ→眼の上皮障害が起きているとこ
ろに、通常のドライアイ用の点眼をすることで、重症化してしまう例も多いそうです。
	この季節、なるべく眼に負担がかからないように改善できるところは改善した上で、ま
だ眼の不快感などがあるという場合は、ぜひ眼科の先生にご相談してみてください。
色々なドライアイの検査があるので、すぐ診断していただけると思います。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>　冬場の乾燥した空気は、インフルエンザをはじめとする様々な病原体が好む環境であ<br />
るだけでなく、お肌などにとっても大敵です。私の勤める薬局では、この時期、風邪の<br />
患者さんが増える一方で、コンタクトトラブルで眼科に行かれた患者さんも増えてきて<br />
います。<br />
　眼の健康については以前このコラムでも触れたことがありますが、今回は中でも意外<br />
と身近なトラブルである「ドライアイ」についてご紹介したいと思います。</p>
	<p>■　涙液とは</p>
	<p>　涙液（涙）は、主に以下の働きをしています。</p>
	<p>１．眼の角膜（眼球の一番前にある直径11.5mm～12.0mmの透明な膜、黒目の部分）や結<br />
　　膜（角膜の淵からまぶたの裏側までを覆う粘膜）を覆い、潤いを保ちながら乾燥を<br />
　　防いでいます。</p>
	<p>２．通常、ヒトは目の表面が乾かないようにするため、まばたきをして涙の分泌を促し<br />
　　ていますが、涙液が少ないとまばたき時に角膜や結膜を傷つけてしまいます。その<br />
　　ため、まばたきによる刺激から守る潤滑剤としても働いています。</p>
	<p>３．細菌から角膜や結膜を守り、角膜に栄養や酸素などを運び、老廃物を除去する働き<br />
　　もしています。</p>
	<p>　そして、涙液はムチン層、水層、油層の三つから出来ています。<br />
　最も角膜表面に近いのがムチン層で、油層が涙液の最表面に位置しています。このう<br />
ち真ん中の水層が涙液全体の98％を占めていますが、角膜が疎水性であるため、ムチン<br />
層は水層がうまくのるようにしています。また、最表面の油層は、水層の蒸発を抑える<br />
働きをしています。</p>
	<p>■　ドライアイとは</p>
	<p>　直訳すると「乾き目」という感じでしょうが、ドライアイとは単に眼が乾いている状<br />
態ではなく、涙液が量的もしくは質的に異常をきたすことにより、涙液が減少したり、<br />
涙液の蒸発が進みすぎることによって、角膜や結膜に障害を生じる状態を指します。<br />
　ドライアイは進行すると、失明にいたる重症のものもあるそうですので、軽く考えず<br />
に普段から眼のトラブルを感じている方は、ぜひ眼科でご相談されることをおすすめし<br />
ます。</p>
	<p>□　ドライアイの原因</p>
	<p>　１．涙液の減少<br />
　　涙液は前述の通り三層で出来ていますが、このうち水層が減少することによって発<br />
　　症するモノです。水層は涙腺から産生されますが、涙腺や涙腺の分泌をつかさどる<br />
　　神経系が障害されると、水層が減少してしまいます。これらは「シェーグレン症候<br />
　　群」という病気や、「顔面神経麻痺」などが原因の場合があります。</p>
	<p>　２．涙液の蒸発亢進<br />
　　涙液三層のうち、ムチン層や油層に障害が起きた場合、涙液の蒸発が進みすぎてド<br />
　　ライアイの状態になってしまいます。油層を産生する「マイボーム腺」の機能低下<br />
　　が原因ですが、細菌性結膜炎からマイボーム腺へ細菌の炎症が進んでしまったり、<br />
　　化粧品によってマイボーム腺を塞いでしまって二次的に炎症を起こしてしまう場合<br />
　　があるそうです。マイボーム腺とは、まつげの生え際のすぐ内側にありますので、<br />
　　アイメークのしすぎには、くれぐれも注意が必要です。<br />
　　<br />
　　病気ではなく、生活スタイルの関連として、パソコンやエアコン、コンタクトレン<br />
　　ズの装用なども、涙液の蒸発を進める危険因子となっています。<br />
　<br />
　３．薬剤の影響<br />
　　ドライアイという概念が浸透してきた近年、服用中の薬剤がドライアイを起こす原<br />
　　因となりうることも分かってきました。<br />
　<br />
　　自律神経は活動する神経といわれる「交感神経」と、休む神経といわれる「副交感<br />
　　神経」の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになってい<br />
　　ます。このうち、副交感神経の作用を抑える抗コリン薬を服用すると、交感神経が<br />
　　優位な状態となるため、口渇、便秘、めまい、動悸などが副作用として出てくるこ<br />
　　とがあり、同様にドライアイ症状が現れることがあるというわけです。</p>
	<p>　　抗コリン作用のある薬はとても多く、例えば<br />
　　　緑内障・高眼圧症用に使うβ遮断剤系の点眼薬<br />
　　　（チモプトール、ミケラン、ハイパジールなど）<br />
　　　非ステロイド系抗炎症薬の点眼薬<br />
　　　（プロラノン、ブロナック、インドメロール、ジクロードなど）<br />
　　<br />
　　他に、睡眠・鎮静薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗うつ薬、総合感冒薬（かぜ薬）、<br />
　　抗めまい薬、鎮咳薬、胃薬、消化性潰瘍薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、<br />
　　抗不整脈薬　などがあります。<br />
　<br />
　<br />
□　ドライアイの対策</p>
	<p>　１．涙液の減少に対して<br />
　　・人工涙液の点眼（防腐剤なしの使いきりタイプが良）<br />
　　・ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸　などの点眼<br />
　　　（ヒアルロン酸は医家向けのみ。コンドロイチン硫酸は一部配合の市販薬があり<br />
　　　　ますが、現状では防腐剤入りのものしか販売されていません）<br />
　　・涙点プラグ装着<br />
　　　→　点眼薬で効果が十分でない場合に、涙点を閉鎖するためにプラグを装着する<br />
　　　　　もの。とても効果が高いとのこと。</p>
	<p>　２．涙液の蒸発亢進に対して<br />
　　蒸しタオルやアイマスク、アイピローなどでまぶたを温めて、マイボーム腺の開口<br />
　　部に溜まった油の塊を軟らかくすることにより、マイボーム腺の働きを高めます。<br />
　　また、マイボーム腺に細菌の炎症などが起きている際には、その治療をします。<br />
　<br />
　３．乾燥しやすい環境（パソコンやエアコン、コンタクトレンズ装用など）に対して<br />
　　・前述のような各種点眼剤の使用<br />
　　・ドライアイ眼鏡の使用<br />
　　・加湿器などで湿度を高める。<br />
　　・エアコンの風を直に受けないようにする。<br />
　　・パソコン作業時は1時間に15分程度の休憩をとるようにする。<br />
　　・コンタクトレンズより眼鏡を使用するようにする。</p>
	<p>ドライアイ症状の方の眼は、とても傷つきやすい（荒れやすい）環境にあります。点眼<br />
薬を使用する際も、防腐剤の影響で眼の表面に障害を起こすことが多くあります。また<br />
洗眼薬の使いすぎにより、眼の自浄作用が低下したり、乾燥を亢進してしまうこともあ<br />
ります。また、紹介したような薬の影響でドライアイ→眼の上皮障害が起きているとこ<br />
ろに、通常のドライアイ用の点眼をすることで、重症化してしまう例も多いそうです。</p>
	<p>この季節、なるべく眼に負担がかからないように改善できるところは改善した上で、ま<br />
だ眼の不快感などがあるという場合は、ぜひ眼科の先生にご相談してみてください。<br />
色々なドライアイの検査があるので、すぐ診断していただけると思います。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>乳中の薬</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=251</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=251#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 19 Dec 2006 12:56:45 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;n&amp;#102;&amp;#111;&amp;#64;ba&amp;#98;y-&amp;#107;&amp;#105;d&amp;#115;&amp;#46;n&amp;#101;.&amp;#106;&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=251</guid>
		<description>	前回は、妊娠中の薬についてご紹介しましたが、今回は授乳中の薬についてまとめたい
と思います。妊娠中は、定期的に病院に通われていることもあり、受診先の先生にご相談
されることが多いと思いますが、出産後は赤ちゃんのお世話があることもあり、なかなか
お母さん自身の体調のために、病院へ通うことが難しくなり、薬局などで市販薬をお求め
になることが多いと思います。特にご相談の多いのが、風邪薬や頭痛薬、便秘薬などです。
	　母乳にはとてもたくさんのメリットがあり、どのお母さんも、できれば赤ちゃんを母乳
で育てたいと望むことと思いますが、薬を服用しなければならないときは、その影響を考
慮しなければなりません。本来は、母親が服用した薬剤のうち、どの程度が母乳中へ移行
し、それを飲んだ赤ちゃんにどの程度吸収され、どの程度影響があるのかを調べて、授乳
の可否を判定しなければいけないはずです。しかし残念なことに、薬の認可の際、母乳中
への薬剤移行があるとなると、安全性優先の観点から、その医薬品の添付文書には「授乳
を中止する（避ける）」と記載されてしまいます。そのため、大半の医薬品が授乳を中止
するということになっています。ところが最近、海外では母乳育児の重要性が指摘されて
おり、同じ薬でも日本とは対応の異なる薬剤が増えてきました。
	　そこで、授乳中の薬の影響について、最近の医療界・薬学界での見解や、本当に授乳を
避けるべき薬剤について、ご紹介したいと思います。
	■　妊娠中と、出産後の赤ちゃんへの影響度比較
	　母乳を飲んでいる赤ちゃんに、お母さんの飲んだ薬剤の影響を考えるとき、妊娠中の胎
内の赤ちゃん（胎児）への影響と比較するとわかりやすくなります。妊娠中は、胎児はお
母さんと血流が同じになりますので、胎児はお母さんとほぼ同濃度の薬物を摂取している
ことになります。
　これに対し、お母さんの飲んだ薬剤のうち乳汁中へ移行する量は、母体の血中濃度より
低くなる場合が殆どです。このため、赤ちゃんが実際に摂取する薬剤量は、赤ちゃん自身
の治療量（影響量）に比べると低くなるため、妊娠中より格段に安全であることがわかる
と思います。
	■　授乳中の薬剤服用時の注意点
	　妊娠中より安全とは言っても、やはり赤ちゃんへのリスクは最小にしたいもの。
　授乳中の薬剤服用時は、以下のような点に気をつけたいものです。
	　１．不要な投薬を避ける。
　　　常用しているサプリメントなども、授乳期間はお休みしたほうが安心。
	　２．同じような薬効の薬であれば、新薬よりも古くから使われていて、悪影響が報告さ
　　　れていない薬剤を選択する。
	　３．赤ちゃんの月齢を考慮して薬の種類や量を決める。
　　　未熟児や新生児では、肝臓・腎臓などの代謝・排泄機能が未熟であるため、その分
　　　リスクが高まります。
	　４．同じような薬効の薬の中では、以下のようなものを選ぶほうが安全。
　　　・できるだけ半減期の短いもの（代謝が早い）
　　　・タンパク結合性の高いもの（タンパク結合性が高いほど乳汁に移行しにくい）
　　　・経口以外のもの（点眼・点鼻・点耳・軟膏・湿布・坐薬など外用薬は患部より吸
　　　　　　　　　　　　収され、乳汁中への移行は殆どなし）
　　　・高分子のもの（分子量が大きいほど乳汁に移行しにくい）
	　５．投与した薬剤の血中濃度を考慮する。
　　　母乳は乳房中に蓄積されるのではなく、大半が授乳時に作られます。
　　　薬剤の影響を最小にするために、投薬を授乳直後にしたり、経口薬の場合は投薬後
　　　1～3時間の血中濃度ピーク時の授乳を避けるようにする。
	■　授乳婦への使用に注意が必要な薬剤　（参照：調剤と情報　2006.10）
	　□　授乳婦禁忌の薬剤（通常、授乳婦には投与されない薬剤）
	　　・抗がん剤
　　　　抗がん剤には、細胞毒性があり、赤ちゃんの細胞代謝を障害する可能性があるた
　　　　め非常に危険です。母親が服用している場合は、授乳を禁止します。
	　　・乱用薬物
　　　　（アンフェタミン、コカイン、ヘロイン、マリファナ、フェンシクリジンなど）
	　　・放射性医薬品
　　　　放射性医薬品を用いた核医学画像診断などを行った場合、その薬剤の影響が認め
　　　　られなくなるまで、授乳を禁止します。
	　□　これまでに、授乳または乳児に悪影響が報告されている薬剤
　　※記載は、それぞれ成分名（商品名）、主な薬効、報告されている影響　の順。
	　　・アスピリン（アスピリン末、サリチゾン、バファリン330mg錠　など）
　　　　解熱・鎮痛・消炎薬
　　　　→代謝性アシドーシス（1例）
　　　　　（アシドーシスとは動脈血のpHが7.35以下になった状態で、体内に酸が異常に
　　　　　　蓄積されたか、体内から異常に塩基が消失されて起こる病的な状態。）
	　　　注）
　　　アスピリンは通常、15歳未満の小児には使用しないことになっています。
　　　インフルエンザ、水疱瘡などのウイルス疾患時に使用すると、ライ症候群を発する
　　　恐れがあるため、これらのウイルス疾患との判別が難しい解熱・鎮痛・消炎目的で
　　　の治療には、代替薬としてアセトアミノフェンを使用することになっています。
	　　　授乳婦への代替薬としては、アセトアミノフェンやイブプロフェンが推奨されてい
　　　ます。（ただし、どちらも母乳に移行することがわかっているので、最小限）
	　　・アセブトロール（アセタノール、セクトラール　など）
　　　　β遮断薬（本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈）
　　　　→低血圧、徐脈、多呼吸
　　・アテノロール（テノーミンなど）
　　　　β遮断薬（本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈）
　　　　→チアノーゼ、徐脈など
	　　　β遮断薬の授乳婦への代替薬としては、プロプラノロール（インデラル）やラベタ
　　　ロール（トランデート）が推奨されています。（ただしどちらも母乳に移行します）
	　　・エルゴタミン（カフェルゴット、クリアミンＡ、クリアミンＳ　など）
　　　　片頭痛治療薬
　　　　→下痢、嘔吐、けいれんなど。長期使用で乳汁分泌抑制。
	　　　　代替薬としては、スマトリプタン（イミグラン）の使用が推奨されていますが、
　　　　添付文書によると、投与語12時間は授乳しないこと、となっています。
	　　・クレマスチン（タベジール、キノトミン、テルギンＧ、ピロラール　など）
　　　　抗ヒスタミン薬
　　　　→嗜眠状態、易刺激性、哺乳障害、頸部硬直など（1例）
	　　　注）
　　　この報告は1例のみですが、市販薬の風邪薬などにもよく含まれている成分のため
　　　要注意。
	　　　授乳婦への代替薬としては、ロラタジン（クラリチンなど）が推奨されています。
　　　（ただし母乳に移行します）
	　　・スルファサラジン（サラゾピリン、アザルフィジンＥＮ　など）
　　　　潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、非特異性大腸炎、関節リウマチ
　　　　→出血性下痢（1例）
	　　・フェノバルビタール（フェノバール、ルピアール、ワコビタール　など）
　　　　抗てんかん薬
　　　　→鎮静、離脱時のけいれん、メトヘモグロビン血症
　　
	　　・プリミドン（プリミドン）
　　　　抗てんかん薬
　　　　→鎮静、哺乳障害
	　　・ブロモクリプチン（パーロデル、アップノール　など）
　　　　抗パーキンソン病薬
　　　　→授乳婦の乳汁分泌抑制
	　　・メサラジン（ペンタサなど）
　　　　潰瘍性大腸炎、クローン病
　　　　→下痢（1例）
　　　　
	　　・リチウム（リーマスなど）
　　　　躁病治療薬
　　　　→乳児の血中濃度が治療濃度の3分の1～2分の1に到達。
　　　　　これまで悪影響の報告はないが、血中移行が高値のため、乳児の血中濃度測定
　　　　　が必要。
	　□　乳児に対する影響は不明だが、悪影響が懸念される薬剤
	　　精神神経系に作用する薬剤は、母乳中への移行量はあまり多くないものの、薬剤自体
　　や活性代謝物（代謝されて薬効を発揮するもの）の半減期が長く、乳児の血中に検出
　　されることがあります。安定した状態で母乳育児に望むことが重要という観点からも、
　　精神神経系の治療中の母親は、授乳を控えるほうがよいという意見が多いようです。
	　　・抗不安薬
　　　　アルプラゾラム、クアゼパム、ジアゼパム、プルトプラゼパム、ペルフェナジン、
　　　　ミダゾラム、ロラゼパム　など
	　　・抗うつ薬
　　　　アミトリプチリン、アモキサピン、イミプラミン、クロミプラミン、トラゾドン、
　　　　ノルトリプチリン、パロキセチン、フルボキサミン　など
	　　・抗精神病薬
　　　　クロルプロマジン、トリフロペラジン、ハロペリロール
	　　・その他
　　　　アミオダロン（アンカロンなど）
　　　　　生命に危険のある再発性不整脈用薬
　　　　　→甲状腺機能低下の可能性
	　　　　クロファジミン（ランプレンなど）
　　　　　抗ハンセン病薬
　　　　　→母乳中へ高率に移行、乳児の皮膚色素沈着　の可能性
	　　　　クロラムフェニコール（クロロマイセチンなど）
　　　　　抗生物質
　　　　　→骨髄抑制の可能性
　　　　注）抗生物質は、乳汁移行のあるものが多いが、セフェム系は殆ど移行しない
　　　　　　ため、セフェム系の抗生物質などへの変更が推奨される。
　　　　　　他、乳汁移行はあるが、ペニシリン系やマクロライド系も推奨される。
	　　　　メトクロプラミド（エリーテン、テルペラン、プリンペランなど）
　　　　　消化器運動促進薬
	　　　　メトロニダゾール（フラジールなど）
　　　　　抗トリコモナス症薬
　　　　　→in vitro（試験管内実験）にて突然変異原　出現
	この他、内服性の下剤は、乳児に下痢が起きる危険性が高いため、夜間に授乳をしている
期間中は、服用を避けるべきです。どうしても便秘が続いて辛い場合は、浣腸剤が推奨さ
れます。
	今回は、授乳期に禁忌とされる薬剤を列挙させていただきましたが、投与の期間や量、ま
た赤ちゃんの発育具合などによっても、影響が異なってきますし、やはり授乳を避けるべ
き薬剤はたくさんあります。
	授乳中に医療機関を受診される場合は、必ず授乳中であることをお伝えください。また、
いくら母乳が大切とは言っても、お母さんが元気であることが最も大切です！体調を崩さ
れたときは無理をなさらず、ミルクを併用したりしながら、早く元気になってくださいね。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>前回は、妊娠中の薬についてご紹介しましたが、今回は授乳中の薬についてまとめたい<br />
と思います。妊娠中は、定期的に病院に通われていることもあり、受診先の先生にご相談<br />
されることが多いと思いますが、出産後は赤ちゃんのお世話があることもあり、なかなか<br />
お母さん自身の体調のために、病院へ通うことが難しくなり、薬局などで市販薬をお求め<br />
になることが多いと思います。特にご相談の多いのが、風邪薬や頭痛薬、便秘薬などです。</p>
	<p>　母乳にはとてもたくさんのメリットがあり、どのお母さんも、できれば赤ちゃんを母乳<br />
で育てたいと望むことと思いますが、薬を服用しなければならないときは、その影響を考<br />
慮しなければなりません。本来は、母親が服用した薬剤のうち、どの程度が母乳中へ移行<br />
し、それを飲んだ赤ちゃんにどの程度吸収され、どの程度影響があるのかを調べて、授乳<br />
の可否を判定しなければいけないはずです。しかし残念なことに、薬の認可の際、母乳中<br />
への薬剤移行があるとなると、安全性優先の観点から、その医薬品の添付文書には「授乳<br />
を中止する（避ける）」と記載されてしまいます。そのため、大半の医薬品が授乳を中止<br />
するということになっています。ところが最近、海外では母乳育児の重要性が指摘されて<br />
おり、同じ薬でも日本とは対応の異なる薬剤が増えてきました。</p>
	<p>　そこで、授乳中の薬の影響について、最近の医療界・薬学界での見解や、本当に授乳を<br />
避けるべき薬剤について、ご紹介したいと思います。</p>
	<p>■　妊娠中と、出産後の赤ちゃんへの影響度比較</p>
	<p>　母乳を飲んでいる赤ちゃんに、お母さんの飲んだ薬剤の影響を考えるとき、妊娠中の胎<br />
内の赤ちゃん（胎児）への影響と比較するとわかりやすくなります。妊娠中は、胎児はお<br />
母さんと血流が同じになりますので、胎児はお母さんとほぼ同濃度の薬物を摂取している<br />
ことになります。<br />
　これに対し、お母さんの飲んだ薬剤のうち乳汁中へ移行する量は、母体の血中濃度より<br />
低くなる場合が殆どです。このため、赤ちゃんが実際に摂取する薬剤量は、赤ちゃん自身<br />
の治療量（影響量）に比べると低くなるため、妊娠中より格段に安全であることがわかる<br />
と思います。</p>
	<p>■　授乳中の薬剤服用時の注意点</p>
	<p>　妊娠中より安全とは言っても、やはり赤ちゃんへのリスクは最小にしたいもの。<br />
　授乳中の薬剤服用時は、以下のような点に気をつけたいものです。</p>
	<p>　１．不要な投薬を避ける。<br />
　　　常用しているサプリメントなども、授乳期間はお休みしたほうが安心。</p>
	<p>　２．同じような薬効の薬であれば、新薬よりも古くから使われていて、悪影響が報告さ<br />
　　　れていない薬剤を選択する。</p>
	<p>　３．赤ちゃんの月齢を考慮して薬の種類や量を決める。<br />
　　　未熟児や新生児では、肝臓・腎臓などの代謝・排泄機能が未熟であるため、その分<br />
　　　リスクが高まります。</p>
	<p>　４．同じような薬効の薬の中では、以下のようなものを選ぶほうが安全。<br />
　　　・できるだけ半減期の短いもの（代謝が早い）<br />
　　　・タンパク結合性の高いもの（タンパク結合性が高いほど乳汁に移行しにくい）<br />
　　　・経口以外のもの（点眼・点鼻・点耳・軟膏・湿布・坐薬など外用薬は患部より吸<br />
　　　　　　　　　　　　収され、乳汁中への移行は殆どなし）<br />
　　　・高分子のもの（分子量が大きいほど乳汁に移行しにくい）</p>
	<p>　５．投与した薬剤の血中濃度を考慮する。<br />
　　　母乳は乳房中に蓄積されるのではなく、大半が授乳時に作られます。<br />
　　　薬剤の影響を最小にするために、投薬を授乳直後にしたり、経口薬の場合は投薬後<br />
　　　1～3時間の血中濃度ピーク時の授乳を避けるようにする。</p>
	<p>■　授乳婦への使用に注意が必要な薬剤　（参照：調剤と情報　2006.10）</p>
	<p>　□　授乳婦禁忌の薬剤（通常、授乳婦には投与されない薬剤）</p>
	<p>　　・抗がん剤<br />
　　　　抗がん剤には、細胞毒性があり、赤ちゃんの細胞代謝を障害する可能性があるた<br />
　　　　め非常に危険です。母親が服用している場合は、授乳を禁止します。</p>
	<p>　　・乱用薬物<br />
　　　　（アンフェタミン、コカイン、ヘロイン、マリファナ、フェンシクリジンなど）</p>
	<p>　　・放射性医薬品<br />
　　　　放射性医薬品を用いた核医学画像診断などを行った場合、その薬剤の影響が認め<br />
　　　　られなくなるまで、授乳を禁止します。</p>
	<p>　□　これまでに、授乳または乳児に悪影響が報告されている薬剤<br />
　　※記載は、それぞれ成分名（商品名）、主な薬効、報告されている影響　の順。</p>
	<p>　　・アスピリン（アスピリン末、サリチゾン、バファリン330mg錠　など）<br />
　　　　解熱・鎮痛・消炎薬<br />
　　　　→代謝性アシドーシス（1例）<br />
　　　　　（アシドーシスとは動脈血のpHが7.35以下になった状態で、体内に酸が異常に<br />
　　　　　　蓄積されたか、体内から異常に塩基が消失されて起こる病的な状態。）</p>
	<p>　　　注）<br />
　　　アスピリンは通常、15歳未満の小児には使用しないことになっています。<br />
　　　インフルエンザ、水疱瘡などのウイルス疾患時に使用すると、ライ症候群を発する<br />
　　　恐れがあるため、これらのウイルス疾患との判別が難しい解熱・鎮痛・消炎目的で<br />
　　　の治療には、代替薬としてアセトアミノフェンを使用することになっています。</p>
	<p>　　　授乳婦への代替薬としては、アセトアミノフェンやイブプロフェンが推奨されてい<br />
　　　ます。（ただし、どちらも母乳に移行することがわかっているので、最小限）</p>
	<p>　　・アセブトロール（アセタノール、セクトラール　など）<br />
　　　　β遮断薬（本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈）<br />
　　　　→低血圧、徐脈、多呼吸<br />
　　・アテノロール（テノーミンなど）<br />
　　　　β遮断薬（本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈）<br />
　　　　→チアノーゼ、徐脈など</p>
	<p>　　　β遮断薬の授乳婦への代替薬としては、プロプラノロール（インデラル）やラベタ<br />
　　　ロール（トランデート）が推奨されています。（ただしどちらも母乳に移行します）</p>
	<p>　　・エルゴタミン（カフェルゴット、クリアミンＡ、クリアミンＳ　など）<br />
　　　　片頭痛治療薬<br />
　　　　→下痢、嘔吐、けいれんなど。長期使用で乳汁分泌抑制。</p>
	<p>　　　　代替薬としては、スマトリプタン（イミグラン）の使用が推奨されていますが、<br />
　　　　添付文書によると、投与語12時間は授乳しないこと、となっています。</p>
	<p>　　・クレマスチン（タベジール、キノトミン、テルギンＧ、ピロラール　など）<br />
　　　　抗ヒスタミン薬<br />
　　　　→嗜眠状態、易刺激性、哺乳障害、頸部硬直など（1例）</p>
	<p>　　　注）<br />
　　　この報告は1例のみですが、市販薬の風邪薬などにもよく含まれている成分のため<br />
　　　要注意。</p>
	<p>　　　授乳婦への代替薬としては、ロラタジン（クラリチンなど）が推奨されています。<br />
　　　（ただし母乳に移行します）</p>
	<p>　　・スルファサラジン（サラゾピリン、アザルフィジンＥＮ　など）<br />
　　　　潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、非特異性大腸炎、関節リウマチ<br />
　　　　→出血性下痢（1例）</p>
	<p>　　・フェノバルビタール（フェノバール、ルピアール、ワコビタール　など）<br />
　　　　抗てんかん薬<br />
　　　　→鎮静、離脱時のけいれん、メトヘモグロビン血症<br />
　　</p>
	<p>　　・プリミドン（プリミドン）<br />
　　　　抗てんかん薬<br />
　　　　→鎮静、哺乳障害</p>
	<p>　　・ブロモクリプチン（パーロデル、アップノール　など）<br />
　　　　抗パーキンソン病薬<br />
　　　　→授乳婦の乳汁分泌抑制</p>
	<p>　　・メサラジン（ペンタサなど）<br />
　　　　潰瘍性大腸炎、クローン病<br />
　　　　→下痢（1例）<br />
　　　　</p>
	<p>　　・リチウム（リーマスなど）<br />
　　　　躁病治療薬<br />
　　　　→乳児の血中濃度が治療濃度の3分の1～2分の1に到達。<br />
　　　　　これまで悪影響の報告はないが、血中移行が高値のため、乳児の血中濃度測定<br />
　　　　　が必要。</p>
	<p>　□　乳児に対する影響は不明だが、悪影響が懸念される薬剤</p>
	<p>　　精神神経系に作用する薬剤は、母乳中への移行量はあまり多くないものの、薬剤自体<br />
　　や活性代謝物（代謝されて薬効を発揮するもの）の半減期が長く、乳児の血中に検出<br />
　　されることがあります。安定した状態で母乳育児に望むことが重要という観点からも、<br />
　　精神神経系の治療中の母親は、授乳を控えるほうがよいという意見が多いようです。</p>
	<p>　　・抗不安薬<br />
　　　　アルプラゾラム、クアゼパム、ジアゼパム、プルトプラゼパム、ペルフェナジン、<br />
　　　　ミダゾラム、ロラゼパム　など</p>
	<p>　　・抗うつ薬<br />
　　　　アミトリプチリン、アモキサピン、イミプラミン、クロミプラミン、トラゾドン、<br />
　　　　ノルトリプチリン、パロキセチン、フルボキサミン　など</p>
	<p>　　・抗精神病薬<br />
　　　　クロルプロマジン、トリフロペラジン、ハロペリロール</p>
	<p>　　・その他<br />
　　　　アミオダロン（アンカロンなど）<br />
　　　　　生命に危険のある再発性不整脈用薬<br />
　　　　　→甲状腺機能低下の可能性</p>
	<p>　　　　クロファジミン（ランプレンなど）<br />
　　　　　抗ハンセン病薬<br />
　　　　　→母乳中へ高率に移行、乳児の皮膚色素沈着　の可能性</p>
	<p>　　　　クロラムフェニコール（クロロマイセチンなど）<br />
　　　　　抗生物質<br />
　　　　　→骨髄抑制の可能性<br />
　　　　注）抗生物質は、乳汁移行のあるものが多いが、セフェム系は殆ど移行しない<br />
　　　　　　ため、セフェム系の抗生物質などへの変更が推奨される。<br />
　　　　　　他、乳汁移行はあるが、ペニシリン系やマクロライド系も推奨される。</p>
	<p>　　　　メトクロプラミド（エリーテン、テルペラン、プリンペランなど）<br />
　　　　　消化器運動促進薬</p>
	<p>　　　　メトロニダゾール（フラジールなど）<br />
　　　　　抗トリコモナス症薬<br />
　　　　　→in vitro（試験管内実験）にて突然変異原　出現</p>
	<p>この他、内服性の下剤は、乳児に下痢が起きる危険性が高いため、夜間に授乳をしている<br />
期間中は、服用を避けるべきです。どうしても便秘が続いて辛い場合は、浣腸剤が推奨さ<br />
れます。</p>
	<p>今回は、授乳期に禁忌とされる薬剤を列挙させていただきましたが、投与の期間や量、ま<br />
た赤ちゃんの発育具合などによっても、影響が異なってきますし、やはり授乳を避けるべ<br />
き薬剤はたくさんあります。</p>
	<p>授乳中に医療機関を受診される場合は、必ず授乳中であることをお伝えください。また、<br />
いくら母乳が大切とは言っても、お母さんが元気であることが最も大切です！体調を崩さ<br />
れたときは無理をなさらず、ミルクを併用したりしながら、早く元気になってくださいね。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>妊娠週数による薬剤の影響</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=250</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=250#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 31 Oct 2006 15:42:18 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;n&amp;#102;&amp;#111;&amp;#64;&amp;#98;&amp;#97;&amp;#98;y&amp;#45;kids&amp;#46;ne&amp;#46;jp&gt;</author>
		
	<category>General</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=250</guid>
		<description>	朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきて、これから風邪などが流行る季節ですね。私
の薬局でも、風邪薬を購入される方がかなり増えてきています。そんな中、よくご質問を
受けるのが、「妊娠中に飲める風邪薬をください」というもの。
　風邪というのは、とても身近な病気ですので、普段、風邪ぐらいなら市販薬で済ますと
いう方が多いことと思います。そして、妊娠中は抵抗力が弱っているので、気をつけてい
ても、どうしても風邪をひきやすくなってしまいます。
　風邪の薬は、対症療法（今ある症状を取り除くための治療）になるので、薬を飲まない
のが一番！と思うかもしれませんが、もしも風邪がひどくなって発熱してしまうと、お腹
の中の赤ちゃんも多少影響を受けることが考えられます。風邪そのものがお腹の中の赤ちゃ
んに移ることはありませんが、38度以上の高熱が何日も続くようですと、体力を消耗して
しまうだけでなく、子宮の収縮を起こす可能性も考えられます。症状によっては、解熱剤
を使って体温を下げてあげることもありますが、できればそうならない（ひき始め）うち
に、産婦人科の主治医に診てもらって、きちんと治すようにしましょう。
　妊婦さんの場合、妊娠の週数（月齢）に応じて、飲んではいけない薬があったり、妊婦
さんによって妊娠の状態もそれぞれ異なっているため、その時々に最適の治療法を選んで
いただけるのは、やはり普段の赤ちゃんの状態をよくご存知である先生が、最も把握して
いただきやすいからです。
	　ですから、私が薬局でご相談を受ける際には、薬局内お薬をお勧めしておりません。し
かし、ご相談に見える方がとても多いので、今回、「妊娠の時期と薬の影響」について、
まとめてみることにしました。
	■　妊娠週数の表し方
	　すでにお子さんをお持ちの方や、現在妊娠していらっしゃる方は、もうご存知のことで
ありますが、妊娠は、最終月経（妊娠の前にあった最後の月経）の開始日を妊娠0週0日と
し、月経周期が28日型の場は合、排卵・受精が最終月経から14日目であることが多く、こ
の日を2週0日とし、分娩予定日は40週0日となります。
　しかし、月経周期が不定だったり、周期が長い人の場合、最終月経を起算としながら、
超音波断層法によって胎児の発育を観察し、その大きさなどから予定日や妊娠週数を修正
していきます。
	■　妊娠週数による薬剤の影響
	　１．受精（妊娠2週0日）から2週間目(妊娠3週6日）ごろまで
	　　薬剤は胎児に後に残るような影響は及ぼさないとされる時期ですが、体に残りやすい
　薬である金製剤（シオゾール＝慢性関節リウマチ薬）、角化症治療薬エトレチナート、
　風疹生ワクチンなどは注意が必要です。
　この時期にはall or none（全か無か）の法則が働くと言われています。もし、薬剤の影
　響があるとすれば、着床できない（流産してしまう）か、完全に回復して後遺症を残す
　ことがないという意味だそうです。
　　但し、体外受精などの特殊な場合には、先天異常が増えるとの説もあり、すべての場
　合に成り立つかどうかはまだ確立されていません。
	　２．受精2週間後（妊娠4週0日）から妊娠4ヶ月の最後（妊娠15週6日）ごろまで
	　　妊娠2ヶ月が最も問題になります。この時期、胎児の中枢神経、心臓、消化器、四肢な
　どの重要な器官が発生、分化する時期で、催奇形の観点で最も過敏な時期になります。
　ホルモン剤、ワーファリン（血液凝固阻止薬）、精神病薬、脂溶性ビタミンなどは、注
　意が必要です。
　　妊娠3～4ヶ月頃は、性器の分化、口蓋の閉鎖などの時期になるため、これらへの影響
　が問題になります。胎児によっては、重要な器官形成がこの時期にずれ込むこともある
　ため、催奇形の可能性のある薬は、引き続き慎重な服用が必要です。
	　３．妊娠5ヶ月（16週0日）から分娩まで
	　　この時期になると、薬による奇形のような形態的異常は形成されず、胎児毒性など
　（胎児の臓器障害、羊水量の減少、陣痛の抑制や促進、新生児期への薬剤の残留）が問
　題になる時期です。胎児への影響は、分娩間近になるほど大きくなります。
	　　例外として、ワーファリン（血液凝固阻止薬）や高血圧治療薬の一種であるACE阻害
　薬、胃潰瘍・十二指腸薬の一種であるサイトテック、アルカ、カムリードなどは、この
　時期でも胎児に形態異常を引き起こす可能性があります。これらの薬剤は、いったんで
　き上がった胎児の器官が破壊されて、先天的な形態異常が残ると考えられています。
	　　胎児毒性が報告されている薬剤には、以下のようなものがあります。
　　・アミノグリコシド系抗生物質（カナマイシン、ストレプトマイシンなど）
　　　　：非可逆性の第Ⅷ脳神経障害
　　・テトラサイクリン系抗生物質（ミノマイシンなど）
　　　　：乳歯のエナメル質染色、永久歯冠の染色）
　　・クロラムフェニコール系抗生物質（クロロマイセチンなど）：新生児の灰白症候群
　　・サルファ剤（ウロサイダル、シノミンなど）：新生児の高ビリルビン血症
　　・非ステロイド性消炎鎮痛薬（インダシン、バファリン、セデスなど）
	■　男性が服用して問題になる薬剤
	　以下の薬は、催奇形性などの危険性が報告されているため、投与期間中および投与終了
後一定の期間避妊するよう、添付文書に記載されています。また、これらの薬は男性だけ
でなく、妊婦もしくは妊娠している可能性のある婦人には禁忌となっています。服用する
際には医師の注意をよくご確認ください。
	　・白癬治療薬　（グリセチンV、ポンシルFPなど）
	　・痛風発作予防薬　（コルヒチンなど）
　　　　父親の服用で、ダウン症候群などの先天性異常児出産の報告あり。
	　・角化症治療薬　（チガソンなど）
	　・C型慢性肝炎治療薬　（レベトールなど）
	　・AIDS合併症治療薬　（デノシンなど）
	　・抗リウマチ薬　（リウマトレックス、アラバなど）
	　・免疫抑制薬　（イムラン、アザニンなど）
	　・難治性骨髄腫治療薬：現在治験中　（サリドマイド）
　　　※サリドマイドについては、過去のコラムでご紹介済
	■　妊娠と薬の相談
	　今回は、催奇形性や胎児毒性などの報告がある薬を中心にご紹介しましたが、どんな
薬でも、ご心配になることがあるかもしれません。
	　東京の虎の門病院では、毎週１回、「妊娠と薬の相談」を予約制で受け付けているそ
うです。他にもお住まいの近郊で、このような相談を受け付けてくださる機関があるか
もしれません。飲んでしまったお薬のことなどで、ずっとずっと悩むような場合には、
ストレスによる赤ちゃんへの悪影響も心配です。
　ぜひ、このような専門機関もご利用になって、心健やかに赤ちゃん誕生の日までがん
ばってください。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきて、これから風邪などが流行る季節ですね。私<br />
の薬局でも、風邪薬を購入される方がかなり増えてきています。そんな中、よくご質問を<br />
受けるのが、「妊娠中に飲める風邪薬をください」というもの。<br />
　風邪というのは、とても身近な病気ですので、普段、風邪ぐらいなら市販薬で済ますと<br />
いう方が多いことと思います。そして、妊娠中は抵抗力が弱っているので、気をつけてい<br />
ても、どうしても風邪をひきやすくなってしまいます。<br />
　風邪の薬は、対症療法（今ある症状を取り除くための治療）になるので、薬を飲まない<br />
のが一番！と思うかもしれませんが、もしも風邪がひどくなって発熱してしまうと、お腹<br />
の中の赤ちゃんも多少影響を受けることが考えられます。風邪そのものがお腹の中の赤ちゃ<br />
んに移ることはありませんが、38度以上の高熱が何日も続くようですと、体力を消耗して<br />
しまうだけでなく、子宮の収縮を起こす可能性も考えられます。症状によっては、解熱剤<br />
を使って体温を下げてあげることもありますが、できればそうならない（ひき始め）うち<br />
に、産婦人科の主治医に診てもらって、きちんと治すようにしましょう。<br />
　妊婦さんの場合、妊娠の週数（月齢）に応じて、飲んではいけない薬があったり、妊婦<br />
さんによって妊娠の状態もそれぞれ異なっているため、その時々に最適の治療法を選んで<br />
いただけるのは、やはり普段の赤ちゃんの状態をよくご存知である先生が、最も把握して<br />
いただきやすいからです。</p>
	<p>　ですから、私が薬局でご相談を受ける際には、薬局内お薬をお勧めしておりません。し<br />
かし、ご相談に見える方がとても多いので、今回、「妊娠の時期と薬の影響」について、<br />
まとめてみることにしました。</p>
	<p>■　妊娠週数の表し方</p>
	<p>　すでにお子さんをお持ちの方や、現在妊娠していらっしゃる方は、もうご存知のことで<br />
ありますが、妊娠は、最終月経（妊娠の前にあった最後の月経）の開始日を妊娠0週0日と<br />
し、月経周期が28日型の場は合、排卵・受精が最終月経から14日目であることが多く、こ<br />
の日を2週0日とし、分娩予定日は40週0日となります。<br />
　しかし、月経周期が不定だったり、周期が長い人の場合、最終月経を起算としながら、<br />
超音波断層法によって胎児の発育を観察し、その大きさなどから予定日や妊娠週数を修正<br />
していきます。</p>
	<p>■　妊娠週数による薬剤の影響</p>
	<p>　１．受精（妊娠2週0日）から2週間目(妊娠3週6日）ごろまで</p>
	<p>　　薬剤は胎児に後に残るような影響は及ぼさないとされる時期ですが、体に残りやすい<br />
　薬である金製剤（シオゾール＝慢性関節リウマチ薬）、角化症治療薬エトレチナート、<br />
　風疹生ワクチンなどは注意が必要です。<br />
　この時期にはall or none（全か無か）の法則が働くと言われています。もし、薬剤の影<br />
　響があるとすれば、着床できない（流産してしまう）か、完全に回復して後遺症を残す<br />
　ことがないという意味だそうです。<br />
　　但し、体外受精などの特殊な場合には、先天異常が増えるとの説もあり、すべての場<br />
　合に成り立つかどうかはまだ確立されていません。</p>
	<p>　２．受精2週間後（妊娠4週0日）から妊娠4ヶ月の最後（妊娠15週6日）ごろまで</p>
	<p>　　妊娠2ヶ月が最も問題になります。この時期、胎児の中枢神経、心臓、消化器、四肢な<br />
　どの重要な器官が発生、分化する時期で、催奇形の観点で最も過敏な時期になります。<br />
　ホルモン剤、ワーファリン（血液凝固阻止薬）、精神病薬、脂溶性ビタミンなどは、注<br />
　意が必要です。<br />
　　妊娠3～4ヶ月頃は、性器の分化、口蓋の閉鎖などの時期になるため、これらへの影響<br />
　が問題になります。胎児によっては、重要な器官形成がこの時期にずれ込むこともある<br />
　ため、催奇形の可能性のある薬は、引き続き慎重な服用が必要です。</p>
	<p>　３．妊娠5ヶ月（16週0日）から分娩まで</p>
	<p>　　この時期になると、薬による奇形のような形態的異常は形成されず、胎児毒性など<br />
　（胎児の臓器障害、羊水量の減少、陣痛の抑制や促進、新生児期への薬剤の残留）が問<br />
　題になる時期です。胎児への影響は、分娩間近になるほど大きくなります。</p>
	<p>　　例外として、ワーファリン（血液凝固阻止薬）や高血圧治療薬の一種であるACE阻害<br />
　薬、胃潰瘍・十二指腸薬の一種であるサイトテック、アルカ、カムリードなどは、この<br />
　時期でも胎児に形態異常を引き起こす可能性があります。これらの薬剤は、いったんで<br />
　き上がった胎児の器官が破壊されて、先天的な形態異常が残ると考えられています。</p>
	<p>　　胎児毒性が報告されている薬剤には、以下のようなものがあります。<br />
　　・アミノグリコシド系抗生物質（カナマイシン、ストレプトマイシンなど）<br />
　　　　：非可逆性の第Ⅷ脳神経障害<br />
　　・テトラサイクリン系抗生物質（ミノマイシンなど）<br />
　　　　：乳歯のエナメル質染色、永久歯冠の染色）<br />
　　・クロラムフェニコール系抗生物質（クロロマイセチンなど）：新生児の灰白症候群<br />
　　・サルファ剤（ウロサイダル、シノミンなど）：新生児の高ビリルビン血症<br />
　　・非ステロイド性消炎鎮痛薬（インダシン、バファリン、セデスなど）</p>
	<p>■　男性が服用して問題になる薬剤</p>
	<p>　以下の薬は、催奇形性などの危険性が報告されているため、投与期間中および投与終了<br />
後一定の期間避妊するよう、添付文書に記載されています。また、これらの薬は男性だけ<br />
でなく、妊婦もしくは妊娠している可能性のある婦人には禁忌となっています。服用する<br />
際には医師の注意をよくご確認ください。</p>
	<p>　・白癬治療薬　（グリセチンV、ポンシルFPなど）</p>
	<p>　・痛風発作予防薬　（コルヒチンなど）<br />
　　　　父親の服用で、ダウン症候群などの先天性異常児出産の報告あり。</p>
	<p>　・角化症治療薬　（チガソンなど）</p>
	<p>　・C型慢性肝炎治療薬　（レベトールなど）</p>
	<p>　・AIDS合併症治療薬　（デノシンなど）</p>
	<p>　・抗リウマチ薬　（リウマトレックス、アラバなど）</p>
	<p>　・免疫抑制薬　（イムラン、アザニンなど）</p>
	<p>　・難治性骨髄腫治療薬：現在治験中　（サリドマイド）<br />
　　　※サリドマイドについては、過去のコラムでご紹介済</p>
	<p>■　妊娠と薬の相談</p>
	<p>　今回は、催奇形性や胎児毒性などの報告がある薬を中心にご紹介しましたが、どんな<br />
薬でも、ご心配になることがあるかもしれません。</p>
	<p>　東京の虎の門病院では、毎週１回、「妊娠と薬の相談」を予約制で受け付けているそ<br />
うです。他にもお住まいの近郊で、このような相談を受け付けてくださる機関があるか<br />
もしれません。飲んでしまったお薬のことなどで、ずっとずっと悩むような場合には、<br />
ストレスによる赤ちゃんへの悪影響も心配です。<br />
　ぜひ、このような専門機関もご利用になって、心健やかに赤ちゃん誕生の日までがん<br />
ばってください。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>不眠症とは</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=249</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=249#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 22 Sep 2006 17:21:35 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;i&amp;#110;&amp;#102;&amp;#111;&amp;#64;&amp;#98;ab&amp;#121;&amp;#45;ki&amp;#100;s&amp;#46;&amp;#110;e.jp&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=249</guid>
		<description>	暑かった夏が終わり、そろそろ秋の気配を感じる頃となりました。だんだん
日が暮れるのも早くなって、「秋の夜長」を趣味などにあてて楽しまれる方も
増えてくるでしょうね。その一方で、快適な眠りを求めて、睡眠改善の相談に
見える患者さんも多くいらっしゃいます。そういえばテレビCMでもドリエルと
かグッスミンとか、眠りに関連する商品が紹介されていますね。
　実はドリエルが発売されるまでは、日本では一般の薬局で睡眠薬を購入する
ことは不可能でした。睡眠障害で悩む人は、医療機関で受診して、お医者様の
処方箋を受け取ってからでないと、睡眠薬を入手できなかったのです。
　でも受診してまで・・・と言う程度で、眠りの悩みを持つ方も潜在的にたくさん
いらっしゃったようで、今や大ヒットと言っても過言でない現象が起きています。
	　そこで今回は薬局で買える睡眠改善商品についてご紹介したいと思います。
	■　不眠症とは
	　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』によると、「平常時と比較
して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れる病気である。」とあり、
睡眠障害の一種です。心身の健康を維持するために必要な夜間の睡眠量は人そ
れぞれで、短い睡眠でも十分疲れがとれる人がいる一方で、毎日10時間とらな
いとリズムが狂うという人もいます。
　不眠症は、通常の自分に適した睡眠時間がとれなくなっている状況で、その
症状には大きく４つのタイプがあると言われています。
	　□　入眠障害
　　寝つきが悪い。床についてから眠るまでに1時間以上要する場合。
　　不眠の中では最も訴えが多い症状。
	　□　中途覚醒
　　夜中に何度も目が覚めてしまい、再び寝付くのが難しい。
	　□　熟眠障害
　　眠りが浅く、睡眠時間の割りに、朝起きたときに疲れがとれていない。
	　□　早朝覚醒
　　朝早く目覚めてしまい、その後眠れない。お年寄りに多い。
	■　不眠症の原因
	　普段は何でもないのに、ちょっとした心配事があったり、旅行先など環境が
変わったために、一時的に不眠になることもあります。これは数日間の場合、
一過性不眠。1～3週間持続するものを短期不眠といい、ほとんどは、原因とな
る心配事や環境条件が解決すれば、元のように眠れるようになり、心配な不眠
ではありません。
	　対して、1ヶ月以上の不眠は長期不眠とよばれ、その原因として以下のような
ことが潜在していることも考えられます（『ウィキペディア（Wikipedia）』よ
り抜粋）。
	　1.内科的疾患によるもの
　　心疾患：狭心症、心不全など
　　呼吸器疾患：気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など
　　消化器疾患：逆流性食道炎、胃潰瘍など
　　内分泌代謝疾患：甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など
　　脳神経障害：脳血管障害、パーキンソン病など
　　
　2.精神疾患によるもの：躁うつ病、統合失調症、不安障害など 
	　3.泌尿器疾患によるもの：夜間頻尿をきたす疾患 
	　4.痛みや痒みによる不眠：整形外科的疾患、掻痒性皮膚疾患など
	　5.薬剤の副作用によるもの、アルコール連用 
	■　不眠症の治療
	　・休日を含め、毎日同じ時間に起きること。起きたら太陽の光を浴びること。
　・夕方以降は激しい運動をしないこと。
　・睡眠薬は医者の指示を守り、勝手に中断しないこと(減量法、離脱法を守る
　　こと)。止めたければ主治医に相談すること。
　・無理に寝ようと意気込まない。
　・寝る前にカフェインをとらない。
　・ゲーム・テレビ・ネットなどは脳への刺激が強いので、寝る1時間前にはし
　　ない。
　・暑ければ部屋をすずしくし頭を冷やす。
　　（首を冷やすと頭が冴えるため逆効果） 
	■　主な睡眠薬の分類
	　現在、医療機関で処方される睡眠薬は、大きく分けて以下の4分類があります。
　・ベンゾジアゼピン系（耐性や依存症を生じにくい安全な薬剤）
　・非ベンゾジアゼピン系（ベンゾジアゼピン系に比べ、さらに自然な睡眠を
　　誘導する薬剤として開発された）
	　※かつてはよく使われていたが、現在は手術前の麻酔など、特殊な場合を除き
　　ほとんど使われていない
　　→・バルビツール酸系
　　→・非バルビツール酸系
	　また、これらは作用時間の長さによって、以下の4つのタイプに分けられます。
　入眠障害の方には、超短時間～短時間作用型、中途覚醒や早朝覚醒の方には、
中間作用型や長時間作用型の睡眠薬が使われます。よく話題に上がるハルシオン
は、一般名がトリアゾラムで超短時間作用型のお薬です。
	　1.超短時間作用型：すぐ効き始め、2～4時間で効果がなくなる
　　例）非ベンゾジアゼピン系（酒石酸ゾルピデム、ゾピクロン）
　　　　ベンゾジアゼピン系（トリアゾラム）
	　2.短時間作用型：6～12時間効果が持続する
　　例）非ベンゾジアゼピン系（塩酸リルマザホン、ブロムワレリル尿素）
　　　　ベンゾジアゼピン系（ブロチゾラム、ロルメタゼパム）　
	　3.中間作用型：12～24時間効果が持続する
　　例）バルビツール系（ベントバルビタールカルシウム、アモバルビタール、
　　　　　　　　　　　　フロルプロマジン・プロメタジン配合剤）
　　　　ベンゾジアゼピン系（エスタゾラム、ニトラゼパム、ニメタゼパム、
　　　　　　　　　　　　　　フルニトラゼパム）
	　4.長時間作用型：24時間以上効果が持続する
　　例）バルビツール系（フェノバルビタール）
　　　　ベンゾジアゼピン系（塩酸フルラゼパム、フルラゼパム、ハロキサゾ
　　　　　　　　　　　　　　ラム、クアゼパム）
	　以上のように、睡眠薬にはあらゆるタイプのものがあるため、効果が長すぎ
るものを飲んだり、あるいは、深夜過ぎに飲んだりすると、翌日の午前中まで
薬の効果が残ってしまい、結局またリズムが乱れて、翌日の夜の寝つきが悪く
なる、という悪循環が起きる危険性があります。
　また、超短時間作用型の薬は、急に眠くなるので、飲んだ後すぐに就寝する
ようにしないと、ベッド以外で眠ってしまうことさえあるそうです。また服用
後、眠るまでの間の記憶を失うこともあり、特にアルコールと併用したときに
よく起きるそうです。他にも併用することで作用が増強されるお薬やサプリメ
ントもありますので、服用される方は十分ご注意ください。
	　現在、主流となっているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系のお薬
は、長期間続けても、習慣性はなく安全に使用できるようになりましたが、勝
手に服用をやめたり、量を多く飲んだりしては大変危険です。
　日常生活の改善を行いながら、睡眠薬はお医者様の指示通りに服用すること
が大切です。
	■　薬局で買える「ドリエル」とは
	　前項でご紹介した睡眠薬は、中枢神経系のGABA受容体というところに作用し
ます。GABAとは、最近よく話題になっている、γーアミノ酪酸というアミノ酸
の一種で、脳や脊髄に存在して、抑制系に働く神経伝達物質です。
　前述の睡眠薬は、GABAに働くことにより、GABAと同じような効果を発揮する
ことにより、鎮静、抗不安作用や催眠作用、麻酔作用、抗けいれん作用が得ら
れるのです。
	　一方、ドリエルの有効成分である塩酸ジフェンヒドラミンは、抗ヒスタミン
薬のひとつで、風邪薬や花粉症の薬に、くしゃみや鼻水を抑える成分として配
合されているものと同種にあたります。
　風邪薬などを飲むと、眠くなったりだるくなったりしたご経験があると思い
ますが、ドリエルは、実は抗ヒスタミン薬の副作用である眠気の部分を、睡眠
改善薬として活用したお薬なのです。
	　ですから、長期的な慢性不眠の方ではなく、寝つきが悪い、眠りが浅い、と
いう一過性の不眠の方が数日間試してみる類のものであり、また、普段風邪薬
眠気を感じない、という方には効果が期待できないかもしれません。
	■　快眠サポート飲料「グッスミン」とは
	　もうひとつ、テレビCMでよく見かける「グッスミン」。こちらは医薬品では
なく、飲料（食品）に分類される商品です。
　発売会社ライオンの資料によると、眠れないと感じる女性の大半の原因が、
ストレスや身体の冷えであることがわかったそうで、GABA（γーアミノ酪酸）
が多いトマト酢に注目し、1本にトマト酢6000mg、そしてさらにGABA100mgを
配合したのがグッスミン。
　トマト酢の効果で、手の指先の末梢血管が拡張子、体温が上昇する作用によ
り、快適な眠りにつける、としています。
	　同じライオンから出ている「グロンサントマトの赤酢ドリンク」は男性をター
ゲットにしているようで、謳い文句は「働き続ける頭脳とカラダに！」ですが、
こちらもトマト酢6000mgとGABA100mgが配合されています。
　
	　
　睡眠関連としては、以前、このコラムでもメラトニンをご紹介しました。メラ
トニンも一時は大ブームを巻き起こしましたが、最近はどうなっているのでしょ
うか？
　薬局でドリエルはグッスミンを購入していかれた方たちは、よい眠りにつけた
かな～？と少しだけ気になりつつ、すぐ爆睡する日々が続いている私ですが^^;
もしリピーターさんにお会いできたら、効果のほどよく確かめてみたいと思って
います。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>暑かった夏が終わり、そろそろ秋の気配を感じる頃となりました。だんだん<br />
日が暮れるのも早くなって、「秋の夜長」を趣味などにあてて楽しまれる方も<br />
増えてくるでしょうね。その一方で、快適な眠りを求めて、睡眠改善の相談に<br />
見える患者さんも多くいらっしゃいます。そういえばテレビCMでもドリエルと<br />
かグッスミンとか、眠りに関連する商品が紹介されていますね。<br />
　実はドリエルが発売されるまでは、日本では一般の薬局で睡眠薬を購入する<br />
ことは不可能でした。睡眠障害で悩む人は、医療機関で受診して、お医者様の<br />
処方箋を受け取ってからでないと、睡眠薬を入手できなかったのです。<br />
　でも受診してまで・・・と言う程度で、眠りの悩みを持つ方も潜在的にたくさん<br />
いらっしゃったようで、今や大ヒットと言っても過言でない現象が起きています。</p>
	<p>　そこで今回は薬局で買える睡眠改善商品についてご紹介したいと思います。</p>
	<p>■　不眠症とは</p>
	<p>　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』によると、「平常時と比較<br />
して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れる病気である。」とあり、<br />
睡眠障害の一種です。心身の健康を維持するために必要な夜間の睡眠量は人そ<br />
れぞれで、短い睡眠でも十分疲れがとれる人がいる一方で、毎日10時間とらな<br />
いとリズムが狂うという人もいます。<br />
　不眠症は、通常の自分に適した睡眠時間がとれなくなっている状況で、その<br />
症状には大きく４つのタイプがあると言われています。</p>
	<p>　□　入眠障害<br />
　　寝つきが悪い。床についてから眠るまでに1時間以上要する場合。<br />
　　不眠の中では最も訴えが多い症状。</p>
	<p>　□　中途覚醒<br />
　　夜中に何度も目が覚めてしまい、再び寝付くのが難しい。</p>
	<p>　□　熟眠障害<br />
　　眠りが浅く、睡眠時間の割りに、朝起きたときに疲れがとれていない。</p>
	<p>　□　早朝覚醒<br />
　　朝早く目覚めてしまい、その後眠れない。お年寄りに多い。</p>
	<p>■　不眠症の原因</p>
	<p>　普段は何でもないのに、ちょっとした心配事があったり、旅行先など環境が<br />
変わったために、一時的に不眠になることもあります。これは数日間の場合、<br />
一過性不眠。1～3週間持続するものを短期不眠といい、ほとんどは、原因とな<br />
る心配事や環境条件が解決すれば、元のように眠れるようになり、心配な不眠<br />
ではありません。</p>
	<p>　対して、1ヶ月以上の不眠は長期不眠とよばれ、その原因として以下のような<br />
ことが潜在していることも考えられます（『ウィキペディア（Wikipedia）』よ<br />
り抜粋）。</p>
	<p>　1.内科的疾患によるもの<br />
　　心疾患：狭心症、心不全など<br />
　　呼吸器疾患：気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群など<br />
　　消化器疾患：逆流性食道炎、胃潰瘍など<br />
　　内分泌代謝疾患：甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など<br />
　　脳神経障害：脳血管障害、パーキンソン病など<br />
　　<br />
　2.精神疾患によるもの：躁うつ病、統合失調症、不安障害など </p>
	<p>　3.泌尿器疾患によるもの：夜間頻尿をきたす疾患 </p>
	<p>　4.痛みや痒みによる不眠：整形外科的疾患、掻痒性皮膚疾患など</p>
	<p>　5.薬剤の副作用によるもの、アルコール連用 </p>
	<p>■　不眠症の治療</p>
	<p>　・休日を含め、毎日同じ時間に起きること。起きたら太陽の光を浴びること。<br />
　・夕方以降は激しい運動をしないこと。<br />
　・睡眠薬は医者の指示を守り、勝手に中断しないこと(減量法、離脱法を守る<br />
　　こと)。止めたければ主治医に相談すること。<br />
　・無理に寝ようと意気込まない。<br />
　・寝る前にカフェインをとらない。<br />
　・ゲーム・テレビ・ネットなどは脳への刺激が強いので、寝る1時間前にはし<br />
　　ない。<br />
　・暑ければ部屋をすずしくし頭を冷やす。<br />
　　（首を冷やすと頭が冴えるため逆効果） </p>
	<p>■　主な睡眠薬の分類</p>
	<p>　現在、医療機関で処方される睡眠薬は、大きく分けて以下の4分類があります。<br />
　・ベンゾジアゼピン系（耐性や依存症を生じにくい安全な薬剤）<br />
　・非ベンゾジアゼピン系（ベンゾジアゼピン系に比べ、さらに自然な睡眠を<br />
　　誘導する薬剤として開発された）</p>
	<p>　※かつてはよく使われていたが、現在は手術前の麻酔など、特殊な場合を除き<br />
　　ほとんど使われていない<br />
　　→・バルビツール酸系<br />
　　→・非バルビツール酸系</p>
	<p>　また、これらは作用時間の長さによって、以下の4つのタイプに分けられます。<br />
　入眠障害の方には、超短時間～短時間作用型、中途覚醒や早朝覚醒の方には、<br />
中間作用型や長時間作用型の睡眠薬が使われます。よく話題に上がるハルシオン<br />
は、一般名がトリアゾラムで超短時間作用型のお薬です。</p>
	<p>　1.超短時間作用型：すぐ効き始め、2～4時間で効果がなくなる<br />
　　例）非ベンゾジアゼピン系（酒石酸ゾルピデム、ゾピクロン）<br />
　　　　ベンゾジアゼピン系（トリアゾラム）</p>
	<p>　2.短時間作用型：6～12時間効果が持続する<br />
　　例）非ベンゾジアゼピン系（塩酸リルマザホン、ブロムワレリル尿素）<br />
　　　　ベンゾジアゼピン系（ブロチゾラム、ロルメタゼパム）　</p>
	<p>　3.中間作用型：12～24時間効果が持続する<br />
　　例）バルビツール系（ベントバルビタールカルシウム、アモバルビタール、<br />
　　　　　　　　　　　　フロルプロマジン・プロメタジン配合剤）<br />
　　　　ベンゾジアゼピン系（エスタゾラム、ニトラゼパム、ニメタゼパム、<br />
　　　　　　　　　　　　　　フルニトラゼパム）</p>
	<p>　4.長時間作用型：24時間以上効果が持続する<br />
　　例）バルビツール系（フェノバルビタール）<br />
　　　　ベンゾジアゼピン系（塩酸フルラゼパム、フルラゼパム、ハロキサゾ<br />
　　　　　　　　　　　　　　ラム、クアゼパム）</p>
	<p>　以上のように、睡眠薬にはあらゆるタイプのものがあるため、効果が長すぎ<br />
るものを飲んだり、あるいは、深夜過ぎに飲んだりすると、翌日の午前中まで<br />
薬の効果が残ってしまい、結局またリズムが乱れて、翌日の夜の寝つきが悪く<br />
なる、という悪循環が起きる危険性があります。<br />
　また、超短時間作用型の薬は、急に眠くなるので、飲んだ後すぐに就寝する<br />
ようにしないと、ベッド以外で眠ってしまうことさえあるそうです。また服用<br />
後、眠るまでの間の記憶を失うこともあり、特にアルコールと併用したときに<br />
よく起きるそうです。他にも併用することで作用が増強されるお薬やサプリメ<br />
ントもありますので、服用される方は十分ご注意ください。</p>
	<p>　現在、主流となっているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系のお薬<br />
は、長期間続けても、習慣性はなく安全に使用できるようになりましたが、勝<br />
手に服用をやめたり、量を多く飲んだりしては大変危険です。<br />
　日常生活の改善を行いながら、睡眠薬はお医者様の指示通りに服用すること<br />
が大切です。</p>
	<p>■　薬局で買える「ドリエル」とは</p>
	<p>　前項でご紹介した睡眠薬は、中枢神経系のGABA受容体というところに作用し<br />
ます。GABAとは、最近よく話題になっている、γーアミノ酪酸というアミノ酸<br />
の一種で、脳や脊髄に存在して、抑制系に働く神経伝達物質です。<br />
　前述の睡眠薬は、GABAに働くことにより、GABAと同じような効果を発揮する<br />
ことにより、鎮静、抗不安作用や催眠作用、麻酔作用、抗けいれん作用が得ら<br />
れるのです。</p>
	<p>　一方、ドリエルの有効成分である塩酸ジフェンヒドラミンは、抗ヒスタミン<br />
薬のひとつで、風邪薬や花粉症の薬に、くしゃみや鼻水を抑える成分として配<br />
合されているものと同種にあたります。<br />
　風邪薬などを飲むと、眠くなったりだるくなったりしたご経験があると思い<br />
ますが、ドリエルは、実は抗ヒスタミン薬の副作用である眠気の部分を、睡眠<br />
改善薬として活用したお薬なのです。</p>
	<p>　ですから、長期的な慢性不眠の方ではなく、寝つきが悪い、眠りが浅い、と<br />
いう一過性の不眠の方が数日間試してみる類のものであり、また、普段風邪薬<br />
眠気を感じない、という方には効果が期待できないかもしれません。</p>
	<p>■　快眠サポート飲料「グッスミン」とは</p>
	<p>　もうひとつ、テレビCMでよく見かける「グッスミン」。こちらは医薬品では<br />
なく、飲料（食品）に分類される商品です。<br />
　発売会社ライオンの資料によると、眠れないと感じる女性の大半の原因が、<br />
ストレスや身体の冷えであることがわかったそうで、GABA（γーアミノ酪酸）<br />
が多いトマト酢に注目し、1本にトマト酢6000mg、そしてさらにGABA100mgを<br />
配合したのがグッスミン。<br />
　トマト酢の効果で、手の指先の末梢血管が拡張子、体温が上昇する作用によ<br />
り、快適な眠りにつける、としています。</p>
	<p>　同じライオンから出ている「グロンサントマトの赤酢ドリンク」は男性をター<br />
ゲットにしているようで、謳い文句は「働き続ける頭脳とカラダに！」ですが、<br />
こちらもトマト酢6000mgとGABA100mgが配合されています。<br />
　</p>
	<p>　<br />
　睡眠関連としては、以前、このコラムでもメラトニンをご紹介しました。メラ<br />
トニンも一時は大ブームを巻き起こしましたが、最近はどうなっているのでしょ<br />
うか？<br />
　薬局でドリエルはグッスミンを購入していかれた方たちは、よい眠りにつけた<br />
かな～？と少しだけ気になりつつ、すぐ爆睡する日々が続いている私ですが^^;<br />
もしリピーターさんにお会いできたら、効果のほどよく確かめてみたいと思って<br />
います。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>子育ての目標</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=248</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=248#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 01 Sep 2006 10:43:01 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;inf&amp;#111;&amp;#64;ba&amp;#98;y&amp;#45;ki&amp;#100;&amp;#115;.&amp;#110;e.j&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>精神科医・ＤＲ．あやこのエッセイ</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=248</guid>
		<description>	みなさんは、自分の子どもに、どんな人間に育ってほしいですか。
優しい人になってほしい。人に迷惑をかけない人間になってほしい。
頭が良くて生き生きした人になってほしい。何よりも思いやりが大事
・・・・・・などなど。
とにかく親というものは、いろんな願いを子どもに托し、いい子に
育ってほしいと祈りながら育てています。
	頭のいい子も素敵。健康でがんばる子も素敵。思いやりのある優しい子も言うこと
ありません。
	でも、私の話も聞いてください。
私は精神科医として、たくさんの心の病を持った人と接してきました。
そういう人と接しながら、同時に自分の４人の子どもを育ててきました。
私が自分の子どもに願ったことは「しあわせになってほしい」ということでした。
	自分の子どもの幸せを願わない親はないですよね。普通はその願いの結果が、成績で
あったり
学歴であるのかもしれません。
でも私の場合は違いました。
立派な大学を出ても精神の病になる人をたくさん見てきました。
成績も学歴も、それだけでは頼りにならない。
そういうことを、いやというほど知らされました。
また精神の病気をしてもたくましく回復していく人がいます。逆に病は軽いのに、な
かなか
社会に出ていけない人もいます。
その違いは何だろう、とずっと考えながら子育てをしていたのです。
	人間はどんな運命に翻弄されるかわからない存在です。
たとえどんな環境に置かれてもしあわせになっていく力を持っているかどうか。それ
が
実は一番肝心なことではないでしょうか。
	一言でいうと「子育てとは、子どもが親から自立して、どんな環境に置かれても
生きていけるように育てること」なのです。親はずっとつき添っているわけには
いかないのですから。
	良い成績をとってほしい、と願う前にしなければいけないことを、たいていの親は
忘れています。
きちんと食べてちゃんと寝る、などの生活習慣。
自分の身の周りのことをできること。家事を手伝うこと。
からだを動かして働くことの大切さ。
自分の心を見つめる力。相手のことを考える想像力。
人とつきあえる対人関係力。そういうことが人間の基本です。
	人間として生きていくために最低限必要なことを、親と共に暮らす間に
しっかり身につけさせること。
それは一方的にしつけるのではなく、やはり親自身の暮らし方、生き方をただすこと
でしか
伝えられません。
	親は自分の暮らし方を見つめ、自分の生きかたを考えるしかないと思います。
また夫であり妻である伴侶としっかり向き合っているかどうか。
夫婦で大事な問題を話しあえないのに、子どもに対人関係を言う資格はないと
いうことです。
	子どものあれやこれやを心配する前に、たまにはご自分の身をも振り返って
みてください。
子育て１８年なんて、人間の一生からすればあっという間の短さ。
大切にいとおしみながら親も子も「しあわせ力」を身につけてくださいね。
	こばやしあやこ

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>みなさんは、自分の子どもに、どんな人間に育ってほしいですか。<br />
優しい人になってほしい。人に迷惑をかけない人間になってほしい。<br />
頭が良くて生き生きした人になってほしい。何よりも思いやりが大事<br />
・・・・・・などなど。<br />
とにかく親というものは、いろんな願いを子どもに托し、いい子に<br />
育ってほしいと祈りながら育てています。</p>
	<p>頭のいい子も素敵。健康でがんばる子も素敵。思いやりのある優しい子も言うこと<br />
ありません。</p>
	<p>でも、私の話も聞いてください。<br />
私は精神科医として、たくさんの心の病を持った人と接してきました。<br />
そういう人と接しながら、同時に自分の４人の子どもを育ててきました。<br />
私が自分の子どもに願ったことは「しあわせになってほしい」ということでした。</p>
	<p>自分の子どもの幸せを願わない親はないですよね。普通はその願いの結果が、成績で<br />
あったり<br />
学歴であるのかもしれません。<br />
でも私の場合は違いました。<br />
立派な大学を出ても精神の病になる人をたくさん見てきました。<br />
成績も学歴も、それだけでは頼りにならない。<br />
そういうことを、いやというほど知らされました。<br />
また精神の病気をしてもたくましく回復していく人がいます。逆に病は軽いのに、な<br />
かなか<br />
社会に出ていけない人もいます。<br />
その違いは何だろう、とずっと考えながら子育てをしていたのです。</p>
	<p>人間はどんな運命に翻弄されるかわからない存在です。<br />
たとえどんな環境に置かれてもしあわせになっていく力を持っているかどうか。それ<br />
が<br />
実は一番肝心なことではないでしょうか。</p>
	<p>一言でいうと「子育てとは、子どもが親から自立して、どんな環境に置かれても<br />
生きていけるように育てること」なのです。親はずっとつき添っているわけには<br />
いかないのですから。</p>
	<p>良い成績をとってほしい、と願う前にしなければいけないことを、たいていの親は<br />
忘れています。<br />
きちんと食べてちゃんと寝る、などの生活習慣。<br />
自分の身の周りのことをできること。家事を手伝うこと。<br />
からだを動かして働くことの大切さ。<br />
自分の心を見つめる力。相手のことを考える想像力。<br />
人とつきあえる対人関係力。そういうことが人間の基本です。</p>
	<p>人間として生きていくために最低限必要なことを、親と共に暮らす間に<br />
しっかり身につけさせること。<br />
それは一方的にしつけるのではなく、やはり親自身の暮らし方、生き方をただすこと<br />
でしか<br />
伝えられません。</p>
	<p>親は自分の暮らし方を見つめ、自分の生きかたを考えるしかないと思います。<br />
また夫であり妻である伴侶としっかり向き合っているかどうか。<br />
夫婦で大事な問題を話しあえないのに、子どもに対人関係を言う資格はないと<br />
いうことです。</p>
	<p>子どものあれやこれやを心配する前に、たまにはご自分の身をも振り返って<br />
みてください。<br />
子育て１８年なんて、人間の一生からすればあっという間の短さ。<br />
大切にいとおしみながら親も子も「しあわせ力」を身につけてくださいね。</p>
	<p>こばやしあやこ
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>メタボリックシンドロームとは</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=247</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=247#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 Aug 2006 10:13:46 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;n&amp;#102;o&amp;#64;&amp;#98;a&amp;#98;y-&amp;#107;ids.&amp;#110;e.&amp;#106;&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=247</guid>
		<description>	私が勤める薬局では、少し前から、杜仲茶を探すお客様が跡を絶ちません。
あいにく入っても入ってもすぐその日のうちに無くなってしまい、今後の再入
荷は目処が立たないような状況。お客様も「どこに行っても売り切れ」とこぼ
していらっしゃいます。私は見逃してしまったので、どのような紹介だったの
か定かではありませんが、ある健康美容番組で、メタボリックシンドロームの
改善策の一つとして取り上げられたようなのですが、お客様達は「痩せるお茶」
との認識。それもメタボリックシンドロームとはまだ縁のなさそうな、ダイエッ
トに興味をお持ちの女性が圧倒的なんです。
　メタボリックシンドロームは、少し前からテレビCMでも取り上げられていま
すが、まだまだよくご存知ない方が多い&gt;ように思いますので、今回ご紹介して
みたいと思います。
	■　メタボリックシンドロームとは
	知識探索サイト　ジャパンナレッジ

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>私が勤める薬局では、少し前から、杜仲茶を探すお客様が跡を絶ちません。<br />
あいにく入っても入ってもすぐその日のうちに無くなってしまい、今後の再入<br />
荷は目処が立たないような状況。お客様も「どこに行っても売り切れ」とこぼ<br />
していらっしゃいます。私は見逃してしまったので、どのような紹介だったの<br />
か定かではありませんが、ある健康美容番組で、メタボリックシンドロームの<br />
改善策の一つとして取り上げられたようなのですが、お客様達は「痩せるお茶」<br />
との認識。それもメタボリックシンドロームとはまだ縁のなさそうな、ダイエッ<br />
トに興味をお持ちの女性が圧倒的なんです。<br />
　メタボリックシンドロームは、少し前からテレビCMでも取り上げられていま<br />
すが、まだまだよくご存知ない方が多い>ように思いますので、今回ご紹介して<br />
みたいと思います。</p>
	<p>■　メタボリックシンドロームとは</p>
	<p>知識探索サイト　ジャパンナレッジ<a href="http://www.japanknowledge.com"http://www.japanknowledge.com</a>によると<br />
　<br />
　メタボリックは「代謝」の意味で、代謝症候群ともよばれる複合生活習慣病。<br />
血糖値や血圧がやや高く、お腹が出てきた人をさす。食べすぎや運動不足が原<br />
因とされるが、血糖や血圧、中性脂肪の値が極端に悪いわけではない。しかし<br />
糖尿病、高血圧症、高脂血症に重複してかかった場合、放置していると動脈硬<br />
化になりかねないという。</p>
	<p>　とあり、内臓脂肪の蓄積により、動脈硬化、虚血性心疾患（狭心症、心筋梗<br />
塞）などの強い危険因子となるといわれています。以前は「死の四重奏」「内<br />
臓脂肪症候群」「シンドロームX」など色々な呼ばれ方がありましたが、21世紀<br />
になってＷＨＯ（世界保健機関）が名称を統一する試みとして、この名が付け<br />
られました。</p>
	<p>□　メタボリックシンドロームの診断基準</p>
	<p>　必須項目：　内臓脂肪の過剰な蓄積<br />
　　　　　　　ウエスト周囲の長さが、男性で85cm以上、女性で90cm以上</p>
	<p>　上記を満たしている人で、以下のうち2項目以上あてはまる人は「メタボリッ<br />
クシンドローム」と診断されます。<br />
　<br />
　１．中性脂肪（トリグリセリド値）が150mg/dl以上、<br />
　　　または（かつ）HDLコレステロール（善玉コレステロール）が40未満</p>
	<p>　２．血圧の上（収縮期血圧）が130mmHg以上、<br />
　　　または（かつ）血圧の下（拡張期血圧）が 85mmHg以上</p>
	<p>　３．空腹時の血糖値が　110mg/dl以上</p>
	<p>　※ただし、正式な診断にはCTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが<br />
　　望ましいとされています。</p>
	<p>□　内臓脂肪とは</p>
	<p>　皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある「つまめる」脂肪のことで、エネルギー<br />
を貯めたり、体温を正常に保つなどの役割をしています。一方、内臓脂肪とは<br />
内臓の周りについている脂肪のことで、特に「腸管、胃腸の周りについている」<br />
部分の蓄積が、メタボリックシンドロームには重要な条件となっています。<br />
内臓脂肪が過剰に蓄積すると、中性脂肪やコレステロール、血糖値などが高く<br />
なり、生活習慣病に発展しやすくなります。</p>
	<p>□　メタボリックシンドロームの治療</p>
	<p>　一つの病名として表現すると、少し仰々しいかもしれませんが、現在のとこ<br />
ろ、日本国内ではまだ薬での治療は殆ど行われていません。</p>
	<p>　まず基本となるのが、蓄積している内臓脂肪を減少させることです。そのた<br />
めに、食事療法・運動・行動変容を３本柱とする生活全般の改善が推奨されて<br />
います。<br />
  現在ブームとなっている「杜仲茶」は、この内臓脂肪を減らすのに有用だっ<br />
たとの実験結果が紹介されたようです。</p>
	<p>　脂肪を減少させよう、というとかなり大変なことのように感じられるかもし<br />
れませんが、メタボリックシンドロームに関しては、体重を５％落とす（例え<br />
ば60kgの人が3kg落とす）だけで、診断基準に関係するパラメータがかなり改善<br />
するそうです。５％の減量程度では、皮下脂肪はほとんど変わらず、内臓脂肪<br />
だけが落ちるとのこと。</p>
	<p>　高血圧・高脂血症・糖尿病などの疾患のある方は、それぞれの治療を行いな<br />
がら、以下のような食事運動療法を行っていくと、病態自体の改善にもつなが<br />
ります。</p>
	<p>　１．適正なエネルギー摂取<br />
　２．脂肪を摂取エネルギーの２５％以下とする<br />
　３．単純糖質と塩分・アルコールの制限<br />
　４．食物繊維の摂取<br />
　５．抗酸化物質の摂取<br />
　６．高コレステロール血症を伴うときはコレステロール制限<br />
　７．脂肪を燃焼させる１日２０～３０分の有酸素運動<br />
　８．体重減少は、月１～２kgで十分であり、１年後にも体重が減少している<br />
　　　こと<br />
　９．体重記録の励行</p>
	<p>　ちょっと肥満、血圧や血糖値が少し高め、という程度の方たちには、ご自分<br />
が病気（もしくは病気の予備軍）であるという認識がなかなかないことと思い<br />
ますが、生活習慣を改善して、それぞれの値を正常値に近づけるということは。<br />
とても大切なことです。ご家族などに危険因子をお持ちの方がいらっしゃった<br />
ら、ぜひアドバイスしてさしあげてください！</p>
	<p>□　将来的な治療法？　アディポネクチン</p>
	<p>　何よりも、日常から適正なカロリーとバランスのとれた栄養の摂取が大切で<br />
すが、最近では「メタボリックシンドロームの方には、アディポネクチンとい<br />
うホルモンが不足している」という研究結果が出てきています。</p>
	<p>　脂肪細胞は、過剰エネルギーの「貯蔵庫」という役割以外に、様々な生理活<br />
性物質を分泌する「内分泌細胞」としての役割を持つことがわかってきました。<br />
この脂肪細胞から分泌される生理活性物質を総称して「アディポサイトカイン」<br />
と呼ばれています。「アディポ」とは脂肪という意味だそうです。</p>
	<p>　アディポサイトカインには、動脈硬化を予防する「善玉アディポサイトカイ<br />
ン（アディポネクチン）」と、動脈硬化を促進させる「悪玉アディポサイトカ<br />
イン（PAI-1やTNF-αなど）」があります。正常な状態では、これら善玉・悪玉<br />
がバランスよく分泌されているのですが、内臓脂肪がたまり始めると、善玉（<br />
アディポネクチン）の分泌量が減り、悪玉が過剰に分泌されるのです。この分<br />
泌の乱れが生活習慣病を招き、動脈硬化を進展させると考えられています。</p>
	<p>　現在、2型糖尿病の薬として使われている「ピオグリタゾン」という薬を、10<br />
人の患者さんに3ヶ月間投与したところ、全例で血中のアディポネクチン濃度が<br />
上昇し、10例の平均値は3倍もの上昇だったそうです。そればかりでなく、血糖<br />
や血圧の改善効果も認められ、動脈硬化の発症や進展予防に役立つ可能性がある<br />
と期待されています。</p>
	<p>　我が国ではこの種の薬で承認されているのは、上記ピオグリタゾン１剤のみで<br />
すが、海外ではどんどんこの種の薬の開発が進んでいます。今後は具体的にメタ<br />
ボリックシンドロームの治療薬が登場してくることとなるかもしれませんね。<br />
</a>
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>家庭は社会の縮図・その２　</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=246</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=246#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 10 Aug 2006 10:34:13 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;in&amp;#102;o&amp;#64;&amp;#98;&amp;#97;&amp;#98;&amp;#121;-ki&amp;#100;s&amp;#46;&amp;#110;&amp;#101;&amp;#46;j&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>精神科医・ＤＲ．あやこのエッセイ</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=246</guid>
		<description>	ごく普通の家庭では、お父さんがいてお母さんがいて、子供が１人～４人くらいいて、 
	たまにおじいさんやおばあさんが同居しているという形です。
家庭という社会は、祖父母を底辺にしてその上に父母がいて、とんがり部分に子どもがいる、
というようなにピラミッド型を構成しています。
	その中では　きまりや暗黙の了解のもと、ある程度の秩序が必要です。
家庭は憩いの場であるからです。でもそれだけでは、人間の心は満足しないし、
特に子供の心は育ちません。
	家庭といっても、もとはといえば他人の集まり。特に　夫婦は元は他人。
別々の人格、性格のふたりがいわば２４時間、ひとつ屋根の下で暮らすのですから、
当然争いも起きます。
争い事があることはとても自然なこと。
夫は出かけたいと思い、妻は休んでいたいと思う。
夫は買いたいと思い、妻は今が辛抱の時だと思う。意見の違い、それは自然なことですよね。
	肝心なことはその時、妻や夫がどんな対応をするかです。
	妻がずっと我慢をすることで　夫婦の家庭の平和を保ってきた、というご夫婦がいます。 
	それだけを見てきた子どもにとっては、自分の意見を言うことは「悪いこと」です。
意見や気持ちが違うときに堂々とそれを表現する父母を一度も見ていなければ
「人間は我慢をすることで平和を保つ」ことしか考えなくても不思議ではありません。 
	また　意見の違い、性格の違いからしゅっちゅう喧嘩ばかりしている夫婦もいます。
その間に立つ子供たちは、せめて自分たちだけでも我慢して家庭の平和に寄与しなければ
生きていけなくなります。自分の気持ちを考える余裕もないまま自分をおさえ、
父母の顔色を伺いしながら成人してしまうとどうなりますか。
思春期の病気がそういうことからくることも多いのです。
	夫婦の意見や嗜好の違いを、それなりに尊重した上でどうやたったらみんなが快適に
生きていけるか。それを模索し続ける行為が「暮らす」ということです。
そんな「暮らし」があって初めて、子供の心が育ちます。

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>ごく普通の家庭では、お父さんがいてお母さんがいて、子供が１人～４人くらいいて、 </p>
	<p>たまにおじいさんやおばあさんが同居しているという形です。<br />
家庭という社会は、祖父母を底辺にしてその上に父母がいて、とんがり部分に子どもがいる、<br />
というようなにピラミッド型を構成しています。</p>
	<p>その中では　きまりや暗黙の了解のもと、ある程度の秩序が必要です。<br />
家庭は憩いの場であるからです。でもそれだけでは、人間の心は満足しないし、<br />
特に子供の心は育ちません。</p>
	<p>家庭といっても、もとはといえば他人の集まり。特に　夫婦は元は他人。<br />
別々の人格、性格のふたりがいわば２４時間、ひとつ屋根の下で暮らすのですから、<br />
当然争いも起きます。<br />
争い事があることはとても自然なこと。<br />
夫は出かけたいと思い、妻は休んでいたいと思う。<br />
夫は買いたいと思い、妻は今が辛抱の時だと思う。意見の違い、それは自然なことですよね。</p>
	<p>肝心なことはその時、妻や夫がどんな対応をするかです。</p>
	<p>妻がずっと我慢をすることで　夫婦の家庭の平和を保ってきた、というご夫婦がいます。 </p>
	<p>それだけを見てきた子どもにとっては、自分の意見を言うことは「悪いこと」です。<br />
意見や気持ちが違うときに堂々とそれを表現する父母を一度も見ていなければ<br />
「人間は我慢をすることで平和を保つ」ことしか考えなくても不思議ではありません。 </p>
	<p>また　意見の違い、性格の違いからしゅっちゅう喧嘩ばかりしている夫婦もいます。<br />
その間に立つ子供たちは、せめて自分たちだけでも我慢して家庭の平和に寄与しなければ<br />
生きていけなくなります。自分の気持ちを考える余裕もないまま自分をおさえ、<br />
父母の顔色を伺いしながら成人してしまうとどうなりますか。<br />
思春期の病気がそういうことからくることも多いのです。</p>
	<p>夫婦の意見や嗜好の違いを、それなりに尊重した上でどうやたったらみんなが快適に<br />
生きていけるか。それを模索し続ける行為が「暮らす」ということです。<br />
そんな「暮らし」があって初めて、子供の心が育ちます。
</p>
]]></content:encoded>
	</item>
		<item>
		<title>禁煙治療が保険適応に</title>
		<link>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=245</link>
		<comments>http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=245#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Jul 2006 16:44:18 +0900</pubDate>
		<author>babykidsnet &lt;&amp;#105;n&amp;#102;&amp;#111;&amp;#64;&amp;#98;a&amp;#98;y&amp;#45;k&amp;#105;&amp;#100;s.ne.j&amp;#112;&gt;</author>
		
	<category>薬剤師Mippiさんの薬についてのコラム</category>		<guid isPermaLink="true">http://www.baby-kids.ne.jp/modules/wordpress2/index.php?p=245</guid>
		<description>	■　禁煙治療が保険適応に
	　今月1日、3年ぶりにたばこの値上げが実施されました。今回の値上げでは人気
銘柄の価格が300円台に突入したこともあり、先月1ヶ月間に買いだめされたたば
この数量は過去最高となったそうです（日本たばこ産業（JT）集計）。
　
　禁煙治療については、以前このコラムでも禁煙補助薬ニコレットを中心にとり
あげたことがありますが、さらに愛煙家には肩身のせまい環境が一般化しつつあ
るこの頃。大量の買いだめという現状を考えると、「どんなに値上げされても吸
いつづけるぞ！」という愛煙家の叫びが聞こえてきそうな気もしますが（笑）、
思い切ってたばこをやめる、という選択肢も考えてみませんか？
	　医療業界では既に、喫煙＝ニコチン依存症（＝疾病のひとつ）と位置づけられ、
我が国でも今年4月から禁煙治療が保険診療で受けられるようになりました。
　そこで今回は禁煙治療の現状についてご紹介したいと思います。
	□　日本で実施されている禁煙治療法
	　たばこは一般に「嗜好品」と言われていますが、実際には心理的な依存と身体
的な依存の2つの依存があり、身体的依存のために禁煙成功率は非常に低いもの
となっています。そこで、身体的依存を軽減するためにニコチン置換療法があり
ます。
　ニコチン置換療法とは、喫煙習慣をニコチン依存ととらえ、ニコチン依存を段
階的に改善しながら禁煙に導いていく方法で、ニコチンを喫煙以外の方法で摂取
し、そのニコチン摂取量を徐々に減らし、ゼロに持っていこうとするものです。
	　日本では、薬局で買える市販薬として「ニコレット」（ニコチンがゆっくりと
放出されるように工夫されたガム製剤）、そして医師の処方箋が必要な「ニコチ
ネルTTS」（ニコチンを含有したシール（パッチ）を体に貼り、皮膚からニコチ
ンを吸収させる製剤）が販売されています。
　これまではニコチネルTTSは保険適応外のため、自費扱いになっていましたが、
この4月からは、一定の基準を満たせば保険適応を受けられるようになりました。
（※ニコレットは従来どおりの一般市販薬のままです。）
	□　禁煙治療保険診療の基準（資料より抜粋）
	　禁煙治療が保険診療になったということは画期的なことですが、実は保険の適
応になるには幾つかの条件があります。今すぐ近隣の医療機関に出かけても、保
険で禁煙治療が受けられるわけではありませんので、ご注意ください。
	　１．対象患者の基準
　　入院治療中の患者以外の患者で、次のすべてに該当するものであって、医
　　師がニコチン依存症の管理が必要であると認めたものであること。
　　(1)「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存症に
　　　係るスクリーニングテスト（TDS）（２．に記載）でニコチン依存症と
　　　診断されたものであること。
　　(2)1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じて得た数が200以上であること。
　　(3)直ちに禁煙することを希望している患者であって、「禁煙治療のため
　　　の標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受け
　　　ることを文書により同意しているものであること。
	　２．ニコチン依存症スクリーニングテスト（TDS）
　　※下部の問いに対する回答を「はい」1点、「いいえ」0点として計算し、
　　　合計点数5点以上がニコチン依存症と診断される。
	　　問1:　自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことが
　　　　　ありましたか？
　　問2:　禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか？
　　問3:　禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしく
　　　　　てたまらなくなることがありましたか？
　　問4:　禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか？
　　　　（イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、
　　　　　眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加）
　　問5:　問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることが
　　　　　ありましたか？
　　問6:　重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに
　　　　　吸うことがありましたか？
　　問7:　タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸
　　　　　うことがありましたか？
　　問8:　タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、
　　　　　吸うことがありましたか？
　　問9:　自分はタバコに依存していると感じることがありましたか？
　　問10：タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かあり
　　　　　ましたか？
	　３．施設基準
　　※以下のような基準を満たした施設が地方社会保険事務局へ届け出をするこ
　　　とが必要で、すべての医療機関が禁煙治療の保険診療を行えるわけでは
　　　ありません。
	　　(1)禁煙治療を行っている旨を保険医療機関内の見やすい場所に掲示してい
　　　ること。
　　(2)禁煙治療の経験を有する医師が1名以上勤務していること。
　　(3)禁煙治療に係る専任の看護士又は准看護士を1名以上配置していること。
　　(4)禁煙治療を行うための呼気一酸化炭素濃度測定器を備えていること。
　　(5)保険医療機関の敷地内が禁煙であること。なお、保険医療機関が建造物
　　　の一部分を用いて開設されている場合は、当該保険医療機関の保有又は
　　　借用している部分が禁煙であること。
　　(6)ニコチン依存症管理料を算定した患者のうち、喫煙を止めたものの割合
　　　等を、別添2の様式8の2を用いて、社会保険事務局長に報告していること。
	　現在、全国で禁煙支援を受けることのできる病院・医院の一覧が以下のサイト
に紹介されています。お住まいの地域をクリックして、お探しの都道府県へジャ
ンプしてください。尚、禁煙治療に保険が適用できる医療機関（ニコチン依存症
管理料の適用を申請した医療機関）は、医療機関名の前に ★適★ マークがつい
ています。
　受診を希望される方は、必ず事前に医療機関にご確認の上、お越しください。
　http://kinen-marathon.jp/info/hospital-01/
	□　ニコチン代替療法
　以前のコラムと重複になる部分もありますが、あらためて日本で販売されてい
る「ニコレット」と「ニコチネルTTS」について、利点・欠点を含めご紹介しま
す。
	　◆ニコレット（ガムタイプ）
	　　一般の薬局で買える市販薬で、ニコチンがゆっくりと放出されるように工
　夫されたガム製剤です。
　　禁煙を禁煙を開始した最初の4週間は、たばこが吸いたいと思ったときに
　本剤を使用します。特に1～2週目は離脱症状がありますが、禁煙に慣れてき
　たら、1週間単位で1日の使用個数を1～2個ずつ減らしていきます。いつまで
　も本剤に頼るのではなく、冷水やお茶を飲む、歯を磨く、飴やガムを食べる
　などの対処法も行いながら、減量に努めます。
　　効果の発現は使用後30分以内と早いので、常に携行して、吸いたくなれば
　使用できるという安心感が得られますが、血中のニコチン濃度は喫煙ほど高
　くないため、1日15本以上の喫煙者の禁煙法としては弱いとの指摘もあります。
　本剤を使っても順調にいかない肩には、パッチ（ニコチネルTTS）の使用が
　勧められます。
　　※ガム製剤になっていますが、ニコチンが口の粘膜からゆっくり吸収され
　　るようになっていますので、お菓子のガムのように何度も強くかんだりす
　　ると、刺激が強すぎることがあるようです。唾液は飲まないようにし、刺
　　激が気になるときは噛む回数を減らしたり、ほほの両側によせて噛むのを
　　休むようにします。
	　◆ニコチネルTTS（パッチ製剤）
	　　医師の処方箋がないと手に入れられません。保険診療の適応となりましたが、
　施設基準が整っていない医療機関では自由診療になりますのでご注意ください。
	　　ニコチンを含有したパッチを体に貼って皮膚からニコチンを吸収させる製剤
　です。通常、パッチは朝寝起きに貼り、次の日の朝に貼り替えます。貼る場所
　をタオルなどでよくふいた後、けがや皮ふ病のある場所、ベルトのあたるとこ
　ろ、毛の濃い部分をさけて上腕、腹部、腰背部のいずれか1ヵ所に貼ります。
　　1日1回新しい薬にはりかえますが、貼り替える時は前回と同じ場所を避けま
　す。
　　1日1回で良く、血中のニコチン濃度が喫煙に近くなるため、効果が確実です。
　しかし、夜間就寝中も貼っていると不眠や気分不良を訴える方もいらっしゃる
　ようです。また皮膚が弱いと継続するのが難しかったり、かゆみや湿疹などの
　副作用を訴える方もいらっしゃるそうです。
　　※この薬を使用している間は、絶対にたばこを吸ってはいけません。
　　　もしこの薬を貼っているときに喫煙すると、体内に過量のニコチンが取
　　　り込まれる可能性があり、頭痛、めまい、吐き気などがあらわれる恐れ
　　　があります。
	□　禁煙を成功させるために
	　禁煙サポートに役立つサイトを利用するのもおすすめです。
　禁煙に挑戦しても、その1年後に成功している人はたった1割だとするデータが
あります。以下にご紹介するサイトで支援を受けている方々の成功率はかなり高
いそうです！　禁煙を考えている方は、ぜひ参照してみてください。
	　◆インターネット禁煙マラソン
　　http://kinen-marathon.jp/
　　登録すると、メールを使った双方向サポートで、ガッチリ禁煙を支援してく
　　れます。1年後の禁煙率が80％だとか。
	　◆禁煙医師連盟
　　http://www.nosmoke-med.org/
	  ◆禁煙ネット
　　http://www.horae.dti.ne.jp/~kinennet/
	□　日本で未発売の禁煙薬
	◆中毒を断ち切る薬　：ブプロピオン
	日本で発売されている禁煙薬は、前述したように、ニコチンをガムやパッチ
で補充するものですが、この方法では脳内におきているニコチン依存を断ち
切ることができず、またもとの喫煙に戻ってしまうことが少なくないとの意
見があります。
	そこで欧米などでは、脳内のニコチン依存のおきている部位に直接作用し
て、「中毒を断ち切る」タイプの薬（商品名Zyban）が発売されています。 
	この薬は、塩酸ブプロピオンを成分とする抗うつ剤（ＳＳＲＩ）で、抗うつ
剤の受容体とニコチンの受容体が一部合致するため、効く人がいるのだろう
とのこと。経口製剤で、この薬による禁煙成功率はニコチン補充薬より高い
と言われていますが、日本では未開発です。医師の処方が必要な薬です。
	◆禁煙に伴う離脱症状を緩和する薬：バレニクリン
	前述のブプロピオンに比べ、禁煙成功率が倍増とのデータも。先ごろ米国FDAで
承認され、日本国内でも臨床試験が終了、今後の承認が待たれている段階です。
この薬は、選択的にニコチン性アセチルコリン受容体に作用する薬で、禁煙に伴
う離脱症状を緩和し、喫煙による満足感を抑える作用があるそうです。
	これらの禁煙薬の開発とともに、さらに禁煙治療が広がっていくことになりそう
ですね。禁煙にトライしようと思われている方は、ぜひこの機会に第一歩を踏み
出してみてください♪

 </description>
		<content:encoded><![CDATA[	<p>■　禁煙治療が保険適応に</p>
	<p>　今月1日、3年ぶりにたばこの値上げが実施されました。今回の値上げでは人気<br />
銘柄の価格が300円台に突入したこともあり、先月1ヶ月間に買いだめされたたば<br />
この数量は過去最高となったそうです（日本たばこ産業（JT）集計）。<br />
　<br />
　禁煙治療については、以前このコラムでも禁煙補助薬ニコレットを中心にとり<br />
あげたことがありますが、さらに愛煙家には肩身のせまい環境が一般化しつつあ<br />
るこの頃。大量の買いだめという現状を考えると、「どんなに値上げされても吸<br />
いつづけるぞ！」という愛煙家の叫びが聞こえてきそうな気もしますが（笑）、<br />
思い切ってたばこをやめる、という選択肢も考えてみませんか？</p>
	<p>　医療業界では既に、喫煙＝ニコチン依存症（＝疾病のひとつ）と位置づけられ、<br />
我が国でも今年4月から禁煙治療が保険診療で受けられるようになりました。<br />
　そこで今回は禁煙治療の現状についてご紹介したいと思います。</p>
	<p>□　日本で実施されている禁煙治療法</p>
	<p>　たばこは一般に「嗜好品」と言われていますが、実際には心理的な依存と身体<br />
的な依存の2つの依存があり、身体的依存のために禁煙成功率は非常に低いもの<br />
となっています。そこで、身体的依存を軽減するためにニコチン置換療法があり<br />
ます。<br />
　ニコチン置換療法とは、喫煙習慣をニコチン依存ととらえ、ニコチン依存を段<br />
階的に改善しながら禁煙に導いていく方法で、ニコチンを喫煙以外の方法で摂取<br />
し、そのニコチン摂取量を徐々に減らし、ゼロに持っていこうとするものです。</p>
	<p>　日本では、薬局で買える市販薬として「ニコレット」（ニコチンがゆっくりと<br />
放出されるように工夫されたガム製剤）、そして医師の処方箋が必要な「ニコチ<br />
ネルTTS」（ニコチンを含有したシール（パッチ）を体に貼り、皮膚からニコチ<br />
ンを吸収させる製剤）が販売されています。<br />
　これまではニコチネルTTSは保険適応外のため、自費扱いになっていましたが、<br />
この4月からは、一定の基準を満たせば保険適応を受けられるようになりました。<br />
（※ニコレットは従来どおりの一般市販薬のままです。）</p>
	<p>□　禁煙治療保険診療の基準（資料より抜粋）</p>
	<p>　禁煙治療が保険診療になったということは画期的なことですが、実は保険の適<br />
応になるには幾つかの条件があります。今すぐ近隣の医療機関に出かけても、保<br />
険で禁煙治療が受けられるわけではありませんので、ご注意ください。</p>
	<p>　１．対象患者の基準<br />
　　入院治療中の患者以外の患者で、次のすべてに該当するものであって、医<br />
　　師がニコチン依存症の管理が必要であると認めたものであること。<br />
　　(1)「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存症に<br />
　　　係るスクリーニングテスト（TDS）（２．に記載）でニコチン依存症と<br />
　　　診断されたものであること。<br />
　　(2)1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じて得た数が200以上であること。<br />
　　(3)直ちに禁煙することを希望している患者であって、「禁煙治療のため<br />
　　　の標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受け<br />
　　　ることを文書により同意しているものであること。</p>
	<p>　２．ニコチン依存症スクリーニングテスト（TDS）<br />
　　※下部の問いに対する回答を「はい」1点、「いいえ」0点として計算し、<br />
　　　合計点数5点以上がニコチン依存症と診断される。</p>
	<p>　　問1:　自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことが<br />
　　　　　ありましたか？<br />
　　問2:　禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか？<br />
　　問3:　禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしく<br />
　　　　　てたまらなくなることがありましたか？<br />
　　問4:　禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか？<br />
　　　　（イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、<br />
　　　　　眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加）<br />
　　問5:　問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることが<br />
　　　　　ありましたか？<br />
　　問6:　重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに<br />
　　　　　吸うことがありましたか？<br />
　　問7:　タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸<br />
　　　　　うことがありましたか？<br />
　　問8:　タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、<br />
　　　　　吸うことがありましたか？<br />
　　問9:　自分はタバコに依存していると感じることがありましたか？<br />
　　問10：タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かあり<br />
　　　　　ましたか？</p>
	<p>　３．施設基準<br />
　　※以下のような基準を満たした施設が地方社会保険事務局へ届け出をするこ<br />
　　　とが必要で、すべての医療機関が禁煙治療の保険診療を行えるわけでは<br />
　　　ありません。</p>
	<p>　　(1)禁煙治療を行っている旨を保険医療機関内の見やすい場所に掲示してい<br />
　　　ること。<br />
　　(2)禁煙治療の経験を有する医師が1名以上勤務していること。<br />
　　(3)禁煙治療に係る専任の看護士又は准看護士を1名以上配置していること。<br />
　　(4)禁煙治療を行うための呼気一酸化炭素濃度測定器を備えていること。<br />
　　(5)保険医療機関の敷地内が禁煙であること。なお、保険医療機関が建造物<br />
　　　の一部分を用いて開設されている場合は、当該保険医療機関の保有又は<br />
　　　借用している部分が禁煙であること。<br />
　　(6)ニコチン依存症管理料を算定した患者のうち、喫煙を止めたものの割合<br />
　　　等を、別添2の様式8の2を用いて、社会保険事務局長に報告していること。</p>
	<p>　現在、全国で禁煙支援を受けることのできる病院・医院の一覧が以下のサイト<br />
に紹介されています。お住まいの地域をクリックして、お探しの都道府県へジャ<br />
ンプしてください。尚、禁煙治療に保険が適用できる医療機関（ニコチン依存症<br />
管理料の適用を申請した医療機関）は、医療機関名の前に ★適★ マークがつい<br />
ています。<br />
　受診を希望される方は、必ず事前に医療機関にご確認の上、お越しください。<br />
　http://kinen-marathon.jp/info/hospital-01/</p>
	<p>□　ニコチン代替療法<br />
　以前のコラムと重複になる部分もありますが、あらためて日本で販売されてい<br />
る「ニコレット」と「ニコチネルTTS」について、利点・欠点を含めご紹介しま<br />
す。</p>
	<p>　◆ニコレット（ガムタイプ）</p>
	<p>　　一般の薬局で買える市販薬で、ニコチンがゆっくりと放出されるように工<br />
　夫されたガム製剤です。<br />
　　禁煙を禁煙を開始した最初の4週間は、たばこが吸いたいと思ったときに<br />
　本剤を使用します。特に1～2週目は離脱症状がありますが、禁煙に慣れてき<br />
　たら、1週間単位で1日の使用個数を1～2個ずつ減らしていきます。いつまで<br />
　も本剤に頼るのではなく、冷水やお茶を飲む、歯を磨く、飴やガムを食べる<br />
　などの対処法も行いながら、減量に努めます。<br />
　　効果の発現は使用後30分以内と早いので、常に携行して、吸いたくなれば<br />
　使用できるという安心感が得られますが、血中のニコチン濃度は喫煙ほど高<br />
　くないため、1日15本以上の喫煙者の禁煙法としては弱いとの指摘もあります。<br />
　本剤を使っても順調にいかない肩には、パッチ（ニコチネルTTS）の使用が<br />
　勧められます。<br />
　　※ガム製剤になっていますが、ニコチンが口の粘膜からゆっくり吸収され<br />
　　るようになっていますので、お菓子のガムのように何度も強くかんだりす<br />
　　ると、刺激が強すぎることがあるようです。唾液は飲まないようにし、刺<br />
　　激が気になるときは噛む回数を減らしたり、ほほの両側によせて噛むのを<br />
　　休むようにします。</p>
	<p>　◆ニコチネルTTS（パッチ製剤）</p>
	<p>　　医師の処方箋がないと手に入れられません。保険診療の適応となりましたが、<br />
　施設基準が整っていない医療機関では自由診療になりますのでご注意ください。</p>
	<p>　　ニコチンを含有したパッチを体に貼って皮膚からニコチンを吸収させる製剤<br />
　です。通常、パッチは朝寝起きに貼り、次の日の朝に貼り替えます。貼る場所<br />
　をタオルなどでよくふいた後、けがや皮ふ病のある場所、ベルトのあたるとこ<br />
　ろ、毛の濃い部分をさけて上腕、腹部、腰背部のいずれか1ヵ所に貼ります。<br />
　　1日1回新しい薬にはりかえますが、貼り替える時は前回と同じ場所を避けま<br />
　す。<br />
　　1日1回で良く、血中のニコチン濃度が喫煙に近くなるため、効果が確実です。<br />
　しかし、夜間就寝中も貼っていると不眠や気分不良を訴える方もいらっしゃる<br />
　ようです。また皮膚が弱いと継続するのが難しかったり、かゆみや湿疹などの<br />
　副作用を訴える方もいらっしゃるそうです。<br />
　　※この薬を使用している間は、絶対にたばこを吸ってはいけません。<br />
　　　もしこの薬を貼っているときに喫煙すると、体内に過量のニコチンが取<br />
　　　り込まれる可能性があり、頭痛、めまい、吐き気などがあらわれる恐れ<br />
　　　があります。</p>
	<p>□　禁煙を成功させるために</p>
	<p>　禁煙サポートに役立つサイトを利用するのもおすすめです。<br />
　禁煙に挑戦しても、その1年後に成功している人はたった1割だとするデータが<br />
あります。以下にご紹介するサイトで支援を受けている方々の成功率はかなり高<br />
いそうです！　禁煙を考えている方は、ぜひ参照してみてください。</p>
	<p>　◆インターネット禁煙マラソン<br />
　　http://kinen-marathon.jp/<br />
　　登録すると、メールを使った双方向サポートで、ガッチリ禁煙を支援してく<br />
　　れます。1年後の禁煙率が80％だとか。</p>
	<p>　◆禁煙医師連盟<br />
　　http://www.nosmoke-med.org/</p>
	<p>  ◆禁煙ネット<br />
　　http://www.horae.dti.ne.jp/~kinennet/</p>
	<p>□　日本で未発売の禁煙薬</p>
	<p>◆中毒を断ち切る薬　：ブプロピオン</p>
	<p>日本で発売されている禁煙薬は、前述したように、ニコチンをガムやパッチ<br />
で補充するものですが、この方法では脳内におきているニコチン依存を断ち<br />
切ることができず、またもとの喫煙に戻ってしまうことが少なくないとの意<br />
見があります。</p>
	<p>そこで欧米などでは、脳内のニコチン依存のおきている部位に直接作用し<br />
て、「中毒を断ち切る」タイプの薬（商品名Zyban）が発売されています。 </p>
	<p>この薬は、塩酸ブプロピオンを成分とする抗うつ剤（ＳＳＲＩ）で、抗うつ<br />
剤の受容体とニコチンの受容体が一部合致するため、効く人がいるのだろう<br />
とのこと。経口製剤で、この薬による禁煙成功率はニコチン補充薬より高い<br />
と言われていますが、日本では未開発です。医師の処方が必要な薬です。</p>
	<p>◆禁煙に伴う離脱症状を緩和する薬：バレニクリン</p>
	<p>前述のブプロピオンに比べ、禁煙成功率が倍増とのデータも。先ごろ米国FDAで<br />
承認され、日本国内でも臨床試験が終了、今後の承認が待たれている段階です。<br />
この薬は、選択的にニコチン性アセチルコリン受容体に作用する薬で、禁煙に伴<br />
う離脱症状を緩和し、喫煙による満足感を抑える作用があるそうです。</p>
	<p>これらの禁煙薬の開発とともに、さらに禁煙治療が広がっていくことになりそう<br />
ですね。禁煙にトライしようと思われている方は、ぜひこの機会に第一歩を踏み<br />
出してみてください♪
</p>
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